toggle
2018年01月13日

インフルエンザの予防接種

「はーい、終わりました~。お風呂は大丈夫で~す。ここはゴシゴシしないで下さいね。激しい運動もダメで~す・・・・」、語尾を妙に伸ばす、独特の話し方の若い看護師さんによる注射が終わった。わずか30秒ほどのことだ。料金は3,240円。インフルエンザの予防接種は、スタッドレスタイヤみたいなもので、イザというときの冬の安心感が違う。
年齢とともに診察券のカード枚数と通院回数が飛躍的に増えた。病気は直すものではなく「付き合うもの」に替わってしまった。年末の午前中の病院は、どこも混雑する。待合室には、受付開始時刻のしばらく前から、たくさんの「老人」が詰めかける。病院ごとに「年配の患者との接し方」つまり言葉遣いや距離や表情が違っていて、比べるととても面白い。
ある眼科の看護師さんたちは、積極的に声をかけてくれる、しかもベタな金沢弁で、とても大きな声で耳元で話しかける。耳は遠くないから、そんな大きな声をださなくても、と思うのだが、苦笑いしながら応えることにしている。
誰もが同じだろうが病院は苦手だ。注射への緊張感や、あの待ち時間の長さが、若い頃は苦痛だった。今では、体のアチコチにガタが来て通院が増えるようになったが、「読書」という切り札を見つけてから、待ち時間は苦ではなくなった。文庫本を1冊持って読みふけっている。そして今日気付いたのだが、インフルエンザの予防注射は、まったく痛くなかった。たまたまなのか、熟練の技か、技術の進歩か、理由は知らないが、注射嫌いには朗報だ。

Other information