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2018年11月16日

ただ食べたくて「マック・ケンフラ・ミスド」

何かと物議をかもすハロウィンが終わった翌日、世の中の催事売場の陳列は、一斉にクリスマス一色に変更された。文化の日がらみの連休の前日、新聞の折り込みチラシの中に「ケンタッキー・フライド・チキン」のチラシを見つけた。クリスマス、と言えばフライドチキンか、などと思いながら、派手な新商品の写真を見ていて、食べたいという欲求にさらされた。理性との勝負は簡単についた。健康志向の反動だろうか、反骨の魂に火が付いた瞬間だった(笑)。ジャンクフードは、その栄養価のバランスが著しく崩れた加工済み食品のことだが、ファストフードの商品は、肥満の大敵として、世界中の親たちの批判を一手に引き受けている。たまにはいいじゃないか、子供にも自分にも甘いジィジはそう思うのだが。

その日の朝は、朝マックにした。何年かぶりにドライブスルーのレーンに並び、オーダーする。ソーセージエッグマフィンが、僕のお気に入りだ。最近の味の濃いハンバーガーに比べると、薄味で、やや健康的な気になる(笑)。そんな言い訳をしながら、頬張り、ハッシュポテトをひと口噛んで、コーヒーで流し込む。マックが使うイングリッシュ・マフィンは、実はなかなかの優れもので、その食感が素晴らしい。27期の大人の修学旅行、京都編のとき、計画していた「古い喫茶店でのモーニングサービス」はダメになり、急きょ、おっさんグループは四条のマックのカウンターに並び、そろって朝マックしていたことを思い出していた(笑)。それ以来の朝マックだった。

その日の午後、スーパーのサテライト(ワゴン販売)で、ミスドがドーナツを対面販売していた。朝マックでスイッチが入ってしまった僕は、一瞬ためらったが、3個も買ってしまった。フレンチクルーラーや、オールドファッションは、チョコがついたやつではなく、シンプルな昔のままのやつがいい。ミスドの定番の味がとても懐かしく思えた。身びいきなのだが、某コンビニのドーナツより旨いと思う。ここまでやったら、晩ご飯はケンフラかな、とは思ったものの、さすがにそんな勇気はない。肉屋のショーケースに山積みにされた鶏もも唐揚げに目を奪われ、一瞬足が止まったが、結局、断念した。でも、この原稿を書きながら思った。やっぱり近いうちにケンフラへ行こう。オリジナルチキンとコールスローの画像と味がよみがえる。昔のように3個は食べれないなぁ。体重計に乗るのは、しばらく休憩だ。

今朝のニュースで、某ハンバーガー店での異物混入騒動が報道されていた。一瞬、ボツネタにしようか、などと迷ったが、そのままアップすることにした。特に他意はない。

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