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2018年12月15日

オトコのスーツは戦闘服だ(笑)

スーツはビジネスマンの戦闘服だ、と真面目に考えていた時期がある(笑)。スーツはミリタリールックの末裔だ、という説もあるらしい。たしかに映画「愛と青春の旅だち」で、彼女を迎えに行くリチャードギアの白い軍服姿はホントにカッコよかった。まだ半人前なのに、無理をして高額なスーツを買っていた頃がある。イギリス製の生地や様々な伝統的な大人ブランドがあることを知った。30代の後半か、40代になる頃の話だ。特にハマったのは「B」というブランドだった。スーツではなく、その代名詞のトレンチコートに惚れたのがきっかけだったと思う。そのコートは、なぜか捨てられず、いまも自宅のどこかに眠っている。もう怖くて、袖を通すことができないのだが(笑)。

まだ20代の若造のころ、初期のスーツを買っていたのは、泉丘にあったケンハウスという店だった。サイズはY(ワイ)体、つまり、ずいぶん細かった頃だ(笑)。30代の頃には、大人の事情でケンハウスが消滅し、野々市のMリワンで買うようになっていった。そして松任へ引っ越したことを期に、御経塚のMリワン・ワールドを使うようになった。サイズはYからYA、そしてAに変わっていった。つまり、細身体から太っちょへ、いや、標準体になったということだ。
僕には担当の女性がいた。彼女の名前はM本さんといい、僕より10歳ほど年上で、野々市店の頃に知り、御経塚になっても、ずっと担当のままでいてくれた。彼女が定年を迎え、その後、65歳?で店を去るまで、彼女は、まるで姉のように僕のスーツ選びの師匠でいてくれた。彼女との30年程の付き合いの間に、僕のサイズは、AからABへ、そしてついにBになっていった(笑)。サイズが変わるたびに、残念がって、僕をたしなめていたように記憶している。彼女が差し出すスーツは、どれもピタリをフィットする、そんな信頼感が30年を支えた。

彼女の引退によって、スーツを買うのは、いったん香林坊の某デパートに替わったのだが、なかなか馴染めず、今は古巣の御経塚に戻っている。あることをきっかけに、ダイエットに見ざめたので、僕の体型は再び細くなった。だから、すべてのスーツが無駄になってしまった。いまは、スーツもワイシャツも全て、現在のサイズのものに買い替えている最中だ(笑)。引退したM本さんは、僕が痩せたことを知ったら、褒めてくれるのだろうか(笑)。
月9ドラマのSUITS。背広のことかと思ったら、SUITSには「訴訟」の意味もあるらしい。なるほど。演者たちのスーツ姿はみんなカッコいい。やはりスーツは大人の戦闘服だ。新しいスーツに袖を通すと、すっと、背筋が伸びるような気がする。

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