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2019年06月21日

総集編その4「みんなの横顔・前編11人」

シリーズでお届けする大人の修学旅行・京都大阪の総集編。ここでは「横顔こぼれ話」編として、幹事が見つけた登場人物一人一人の横顔を、幹事目線で記録しておきたい。まず前編の10人のお話。
旅が終わり、みんなと別れて、大阪発17:12のサンダーバードに乗り込んだ。ほんとに楽しい旅だった。参加してくれたみんなに心から感謝したい。僕の隣に座るK中くんとそんな会話をしていた。めずらしくビールもつまみも買うことなく、シートに行儀悪く座っている(笑)。もうそんな元気は残っていない。たぶん、バタンキューで爆睡だな、そう思いながら、みんなが送ってくれたLINEのメッセージを夢中で読んでいた。この2日間の、笑顔のみんなの横顔が浮かんでくる。大変だったけど、実行してよかった。また頑張って次の企画だ。そして、同じLINEのメッセージをもう一度読み返して、少しセンチな気分になっていた(笑)。
今回は、参加してくれたみんなのことを、少しずつだけど書こうと思う。あくまで幹事の僕の目線なので、失礼な表現があったら全て僕が悪い。秘密の暴露があったら直すから教えて欲しい(笑)。登場順に意味はない、概ね僕と会った順番に、僕が思い出すことを書いておきたい。でも、その内容は、僕とその本人しかわからないことばかりかもしれない。全員分だから長い記事になるだろう。でも今回は、どうしても書いておきたい(くどいな笑)。

朝8時だというのに金沢駅は混雑していた。いつものカフェアルコにも行列が付いている。いまから幹事の打ち合わせなのだが、なかなか店内に入れない。モーニングはトーストにしようか、ワッフルにしようか、悩むほどではないのだが、子供のようにはしゃいでいた(笑)。
●M野くん(35H)は、そんなカフェアルコにふらりと現れた。行きも帰りも同じ電車で、ホテルも同じだった。夜の花見小路の裏道を、先頭に立って歩く僕の後ろで「いまO島君は〇〇している。きっと〇〇だからだろう」と、周囲の仲間に僕の挙動を解説(笑)しながら歩いてくれた。彼のフォローに感謝している。たしかに「そそる」何かを見つけると、メモ代わりに写真を撮っていた。でも、半分は思い付きの散策で、普段なら歩くことのない裏道にサプライズを探していただけだったんだよね。
●Y野さん(34H)とも初日の朝からずっと一緒だ。荷物を預けたホテルから、市内バスで清水寺のバス停まできて、あの長い坂を、歩いて登ってきたらしい。驚いた。彼女は、実は旅好きなのを知っている。旅の達人なりの京都の楽しみ方なのだろう。失礼な話だが、彼女の高校時代を、僕はあまり知らない。クラス会の企画の時から、ようやくお話しできるようになった。最近では僕の方が図に乗って、あれこれ冗談を言えるようになった。そんな彼女は、来年の軽井沢企画のために海外旅行の予定を変更してくれた。心から感謝だ。

●Y田K子さん(37H)、と書いているのだが、僕にとってはK子とか、おKと呼ぶのが普通だ。いつも男前の彼女は、京都の到着ホームまで、僕たちを出迎えに来てくれた。用事があるため夜の祇園からの合流と聞いていたから、とても驚いた。1次会の席では「ちゃんと料理食べてる?」と声をかけてくれた。幹事をやるときの僕が、ほとんど食べないことを知っているからだ。2次会の席では、座ったまま動かない野郎どものために、サラダやオードブルを取り分けてくれた、ありがとう。うん?これって男前じゃなく、女性らしい、と言わなきゃならないことになるな(笑)。3次会のシングルモルト、一緒に飲みたかったね。
●U屋くん(36H)は、京都駅のタクシー乗り場で僕たちを迎えてくれた。あいかわらず渋くてかっこいい。どうやら彼も僕と同じで、あまり会話に突っ込んでこない(笑)。どうやら聞き上手タイプなのだろう。一緒にタクシーで清水寺に向かう途中、そんな彼が急に「ビールが飲みたい」と言ったから、とても驚いた。やっぱりあの時、タクシーを降りたところにあった売店のカウンターで、生ビールを飲むべきだったな。翌朝の仕事の都合で2次会には参加できなかったけど、今度はどこかでゆっくり飲んで話をしようね。
●T野さん(33H)は、僕たちとほぼ同じ時刻に京都に着いた。片手に買ったばかりの京都ガイドブックを持っていて、僕は嬉しくなった。旅のガイド本は楽しさを倍増させる大事なツールだ。彼女は、東京から京都に入り、みんなと歩いて一次会まで参加して、その足で金沢へ行くんだと言っていた。金沢で待つお母さんが希望する「生八つ橋」を買わなきゃ、というのが最初の会話だった(笑)。東京企画の時に、みんなで使った代官山のスプリングバレーに、何度も行っているんだ、と教えてくれた。またいつか東京企画をやるから楽しみにしててね。ところで生八つ橋、ちゃんと買えたのかな。

清水寺は、すでに炎天下だった。待ち合わせの仁王門に立って周囲を見渡したが、仲間は誰もいない。どうやら幹事が一番乗りだ、目印の役目は果たせそうだな。
●M輪ちゃん(37H)を見つけた。日傘で顔が隠れていて見落とすところだった。僕は僕でキャップとサングラスなので、互いに目が合っているのだが、彼女が避けるような感じだ。きっと手を振る不審者に見えたのかもしれない(笑)。A面も、B面のときも、同窓会では、いつも彼女に助けてもらっている。今回も企画段階から、さまざまな参加者情報をくれて助かった。感謝だ。そういえば、M輪ちゃんおすすめの瀬戸内、行ってきたよ。仲間との旅の候補にぴったりだった。機会があれば編集後記に書こうと思うから、また読んでね。
●A木Mさん(31H)と仁王門で会った時、彼女の第一声は「ねえ、おなか空いた。どこで昼ごはん食べるの?」だった(笑)。おなかを減らして坂道を登ってきたようだ。みんなと寄った音羽の滝ちかくの茶屋で、さっそく何か食べたに違いない。京都を何度も訪れている彼女だったが、こんな炎天下に歩くことはなかったのかもしれない。次に会った都路里の売店では、暑い~と言いながら、アイスクリームが二つも乗った大きな抹茶かき氷をパクついていたっけ。体調崩して先に金沢へ帰ったけど、大丈夫だったのかな。
●S尾さん(34H)は、今回一番アクティブで輝いていた。最近になって思い立ち、ロックコンサートにも行くようになったらしい。実はクルマの運転が大好きで、西宮から金沢まで、トイレ休憩をはさんで一気にぶっ飛ばすというから、驚いていた。僕たちがドライブ企画で訪れた福井の「けんぞう蕎麦」へも行ったらしい。そういえば、27期の女子旅で有馬温泉、神戸、奈良、大阪を巡るアクティブな旅をやった時も、たしか彼女がハンドルを握っていた話を思い出していた。ロックも、ドライブも、シングルモルトも、弾けてる彼女に、とても似合う気がする。

●N村くん(37H)とは3年生のとき同じクラスだったのに、あまり会話したことがなかった。クラス会やA面のとき、いつも彼からねぎらいの声をかけてもらっていた。今回はホテルが一緒だったこともあって、色んなことを話した。この2日間の会話の量は、高校時代のそれより多いかもしれない(笑)。バテて元気のないA木さんの日傘を持ってあげていたのが印象的だ。彦根に住む彼は「ひこにゃん」に似て、仲間のことを気にする、とても優しい男だった。いずれドライブ企画で彦根に行くから、そのときはぜひ顔を見せてほしいな。
●N畑くん(38H)は、待ち合わせの時、なぜか仁王門の高い階段の上から現れた。門の下から見上げた僕には、ステージの上でのパフォーマンスを練習しているようにも見えた(笑)。同窓会のステージの彼はいつもかっこいい。夜の祇園の散策の時、せっかく、みんなの時間つぶしに最後まで付き合ってくれたのに、いざ2次会というときに、帰らなければならなくて残念だった。タイムリミットのギリギリまで一緒にいてくれてありがとう。N畑くん命名の大河ブログ、まだまだ続けるからね。いい写真撮れるように練習します。
●H二三くん(37H)と僕は、二人で清水寺を歩いていた。後ろのみんなが茶屋でビールや蕎麦を楽しんでいるとは知らず、舞台の下の別の茶店で、二人は「みんな遅いなあ」と言いながら、ところてんを食べていたっけ。彼は前回のA面の3次会の時、関西27期のお世話役に手をあげてくれた。ありがとう。3年生の時のクラスメイトとして知っている彼は、とても真面目な男なので、負担にならなければいいな、と思ってる。関西のあの女性3人は、僕も脱帽するくらいに何かと頼もしいので、一人で無理せず、あの3人と一緒に軽やかにやってほしいな。
(後編11人のお話へつづく)

新しい企画の日程メモ
■次回の関西27期の集いは「新年会」、2020年1月18日(土)
■大型特別企画「仲間と一緒に軽井沢」は、2020年5月23日(土)、24日(日)

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