桜丘27期同窓会の三つの約束
「独創性」「誇りと共感」「挑戦」
この三つの約束が私たちの企画と活動のコンセプトです。
他には見当たらない同窓会(独創性)
独創性といっても「変わったことをする」わけではありません。どちらかと言えば、どこにでもあるフツーの同窓会を、もっともっと良くできないものかと追及したり、多くの人に共感してもらうには、どうすればよいかと、突き詰めて考えたり、話し合ったり、絶対あきらめないで継続していこうと、本気で実行する、それが私たちの独創性です。
・何があっても4年に一度開催すること(当初は5年に一度でした)。
・毎回毎回、実行委員長が交代すること。
・ゆえに毎回、テーマや実行プログラムが変わること。
・概ね1年半という長い準備期間を持つこと。
・あえてたくさんの人に手伝ってもらう、というスタイルをとること。
実は、これらは25年前に発足した当時から一貫している約束事です。
この姿勢が「他に見当たらない同窓会」を保っている理由だと思います。
家族や友人に自慢できる同窓会(誇りと共感)
そんなたくさんの、時には面倒くさいプロセスや熱意を、「4年に一回のある日」に集約させる訳ですから、当日の数時間は、とても密度が濃いものになります。
準備する側は、参加者の楽しい笑顔が本当に嬉しいですし、参加する側は当日プログラムの表面上の出来や不出来ではなく、準備や下仕事に苦労した仲間たちへの純粋な感謝の気持ちが沸き起こります。
準備する側、参加する側の双方が感じる、目に見えない「価値」みたいなものを家族や友人に語りたくなるのだと思います。
チャレンジする同窓会(挑戦)
この原稿を書いている段階では、ちょうど7回目のA面同窓会の企画に着手しています。
4年ごととはいえ、毎回新しい企画にチャレンジするのは大変なことです。
今では恒例になったように感じる映像演出やバンドメンバーによるショータイムなどは当日までの準備が大変だっただろうと容易に想像がつきますし、何より毎回100人以上の参加者が集うという陰には、今までのスタッフの地道で辛抱強い名簿の掘り起こしがあったからです。
たとえ大変なことでも、立ち向かっていく気持ちが、私たちのチャレンジです。
還暦をきっかけに、全9クラスのクラス会を同じ日の同時間帯に一斉開催する、という企画もこのチャレンジ方針によるものですし、これをB面企画と名付けて、もっと小規模の、もっと気軽な、小さな活動を、どんどん進めようという考えも、27期のチャレンジです。
企画するのは、ある意味簡単で楽しいのですが、実行するのはとても難しく大変なことです。
しかし、どんな珍企画でも、27期の同窓会なら可能だと、本気で思っています。