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2024年11月07日

シャイな5人が届けた大事なひととき

11/3/2024 K-Dream「the flag」時と風の中で
上に書いたのが、この日のイベントに付けられたタイトルだった。MCのM岡君が少し照れながら発表していた。耳で聞いただけだから、どう書いていいのか分からないが、たぶんこんな感じだ。観客たちは終盤に向けて「なるほど~」と、タイトルに込められた彼らの思いの一端を理解することになる。

11/3の祝日、気にしていた台風の余波など全く感じないほどのいい天気だった。会場の敷地の木々が少しずつ紅葉し始めていて、芝生を歩くと、風で流れる落ち葉がサクサクと音を立てる。人は多いのに意外に静かで、とてもいい感じだ。
この日の主役の彼らは、自称「シャイな5人」だ。ときどき練習に顔を出すと喜んで迎えてくれるのだが、編集後記に横顔を紹介しても全く反応がない。シャイな彼らにとっては、ありがた迷惑ってことだと理解することにしている笑。
だから今日のこの記事も、彼らに内緒で書いている。僕はK-Dreamのファンだから彼らの気持ちは大切に尊重したい。でも一方で編集人の立場からすると記録に残しておきたい「大事なひととき」だからだ。

さて、この日の「シャイな5人」は、いつもと違ってとてもアクティブでカッコよかった。選んだ楽曲もそうだが、約2時間ぶっ通しのパフォーマンスには雄弁に語りかけてくるチカラがあった。
オーディエンス(観客)を前にすると歌声までハリが出てくる。見つめるみんなの笑顔も、あのハットやサングラスも、そんな魔法にひと役買っているのかもしれない笑。
結成してから、かれこれ50年だ。壇上の彼らも、観客の僕たちも同じ時代を過ごしたことは共通だ。だからきっと、5人が披露した曲のひとつひとつに「それぞれのあの時」のことを思い出していたはずだ。
楽曲の合間のMCの時間もとても楽しかった。4年に1度のA面同窓会のステージとは違って、フランクでボケ&ツッコミがあって面白いのだ。サングラスで楽譜が読めないのは笑ったし、最後のアンコールのときも爆笑だったね。
■本番のステージ10枚(タップして右へ)

当日は、観客の僕たちにとっての大事なひとときだった。そして、彼らにとっても大切なひとときになったはずだ。
とはいえ、いろいろとオトナの事情があって、当日の楽曲とか、詳しいことはここに書けない。当日撮影していた動画も同様に、おそらく公開されることはない。あくまで彼らのプライベートな記録だ。
終盤には、みんなテンションが上がって、さかんに動画をとっていた。でも残念だがSNSなど不特定多数への公開は禁止というルールだから守ろうね。
■本番前のオフショット10枚(タップして右へ)

さて、次回はいつになるのだろう。またいずれの日にか、再び彼らのステージが実現することを楽しみに待つしかない。まぁこんな年齢だから待つことには慣れてるかな笑。

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