A面とB面のこと

2週続けてA面ニュースをお届けします。まぁこの時期の記事なので今年の「A面ニュースの総集編」のような位置づけです。今回もA面ニュースの記事は、この公式サイトの編集人として書きます。
点と線と面
4年に一度のA面が近づくと、そのたびに実行委員会が結成されます。毎回その顔ぶれが変わり、A面が終了すると解散する短期プロジェクトです。それが27期のやり方です。まぁ短期といっても18か月を使います。毎回の実行委員長（代表者）が替わり、メンバーが替われば、やろうとすることも、やり方も変わるはずだ、むしろそれをA面の特徴にしよう、きっとその方が新鮮な集いになる、と考え出された仕組みです。
27期の同窓会は、このA面もそしてB面も、これからも継続して活動していきます。A面は、いわば大きな「点」です。4年に一度の「核」のようなものです。一方のB面活動は、小さな「点」です。A面とA面のあいだに、こんな小さな点が、いくつも打たれます。小さな点でも、断続的に実行すると「線」になります。いまは遊びのようなB面ですが、それが多様化すれば、線がいつしか「面」になるのではないかと考えています。
だから27期の同窓会は、A面B面の多彩な大小活動の集合体のようなものです。こんな同窓会は、おそらく他にはありません(笑)。

A面は、大きな核になるイベントですから、実行委員会は懸命に検討を繰り返します。あ～でもない、こ～でもない、を真顔で討議します。不思議なことに最初は面白そうなアイデアばかりを探します。新しいことをやってみたくなるのかもしれません。どんなアイデアでも笑わず、一所懸命に考えますし、何回も検討を繰り返します。アイデア段階は楽しそうな企画でも、いざ実行計画に展開すると、手間や課題がどんどん出てくるからです。
この討議や会合が楽しくて、盛り上がれば盛り上がるほど、ともすれば「実行委員の自己満足」へと傾いてしまいますから、冷静になって「参加者の目線」で点検し、修正することを大事にします。そういう意味ではダメ出しも多くて、けっこう真剣に討議しています(笑)。
今回のA面は8回目を迎えますから、もうそんなことを8回（30年近く）やっていることになります。とはいえ、新しいことが良い、という訳ではないので、そのあたりが難しいのは間違いありません。
今回の実行委員会「チーム前田」は、彼を含めた5人の実行委員に常任幹事の2人が加わった7人のチームです。先日、今年最後の実行委員会（会合）が行われました。これまでのまとめや年明けから始まる「実務」の想定が主題でした。1月からは、映像やK-Dreamのメンバーが加わる討議も始まります。

先日、B面企画のひとつ「27期の忘年会デー」が実施されました。この企画は今年で3回目なのですが、実行委員会のメンバーも、この日は、ひとりの同級生として、別々の集いに参加していたようです。集いの発起人はバラバラで、場所も顔ぶれも違います。
B面という考え方は、ちょうど5年前に「還暦クラス会」という形で登場しました。4年に一度のA面とは違う小さな集い、という意味でB面と名付けました。大雑把に言えば、少人数で、来たい人だけ参加する遊びで、都合が悪ければ次の機会や、別のB面企画に参加すればいいよ、という主旨です。
もともと27期にはチェリー杯ゴルフやK-Dreamという、ちょっと自慢できる仲間の集いがありましたが、今後は旅行やドライブやグルメの企画もやっていく予定ですから、気軽な遊び気分で参加してくださいね。そんな発想でスタートしました。だから（最初の企画の）還暦クラス会があんな大人数になったことに驚いていました(笑)。
その後は、この公式サイトを充実させたり、常任幹事が企画の先導役をしながら、矢継ぎ早に企画を実施していきました。まぁ失敗はたくさんありましたし、無念の中止決断もありました。コロナ渦の今年はSNS企画という無茶なB面をみんなに頼んだり(笑)、まぁそんな手探りの期間が今日も続いています。

だから、今回の忘年会企画は嬉しい結果になったんです。発起人の常任幹事が知らない集いがどんどん生まれ、同級生同士がいろんな場所で再会していることを知ったからです。そして、やはり一人一人の中に「同窓会」があるんだと確信できたからです。
SNSで言えば、同級生の横顔が投稿されるようになりました。投稿を見るとホッとします。山楽会はいつも素敵な写真を見せてくれて癒されます。金沢マラソンには、たくさんの同窓生からの激励コメントが投稿されて驚いていました。従来のA面やB面とは違う何かが始まったような気がします。忘年会デーの当日が過ぎても、「〇〇新年会」とか「〇〇女子会」とか、次々に企画の声が上がっています。まるで、止まっていた時間が動き始めたようですよね。

以前に紹介したA面2022実行委員長メッセージの中に、「絆・・これからの人生」という一文があります。実行委員会の討議にもしばしば登場しますし、個人的にはだんだん好きになった言葉です。過去の縁に感謝しながら、現在を楽しんで絆を深め、未来の人生のちょっとした潤いとして、27期同窓会が役立てばいい、そんなこと願っています。

■桜丘27期A面同窓会2022の概要
日時は、2022年8月13日土曜日
会場は、ANAクラウンホテル金沢
毎度おなじみですが、午後から夜までやります(笑)
詳細が決まれば、ここでお知らせする予定です