こんなときはシグネチャーってやつを(後編)
こんな私はドーナツなの?
初夏の横浜ぶらり旅1
(ここから後編)
さて、今度は生ドーナツだ。行列は短いと言ってもなかなか進まない。並んでいる間に商品を見ようとするのだが、見えるのは選んでる人たちの後ろ姿だけだ笑。
数々のドーナツはショーケースではなく、陳列台の上に並んでいた(まぁパン屋さんに似ている)。独特なのは陳列台だ。ステンレス製で独特の曲線を描いていた。
ドーナツと言えば陳列トレイとかバスケットに並んでいるのが普通だと思うが、ここはステンレス台の上にじかに並んでいる。この方法だと商品がSNS映えするらしい。なるほどねぇ。とはいえトッピングやシュガーが大量にこぼれてるから、ジジイの僕にはきれいに見えないけど笑。

ドーナツは、たしかに見たことのないような美しいやつばかりでとても面白い。まぁ初めてなら、あれもこれもと迷うんだろうなぁと思う。列が進まないのは仕方ないかな。
僕だって迷うから今回もシグネチャー・メニュー(オリジナルって名前のやつ)をまず探した。
みんなが知ってる生ドーナツというのは、各種のフィリング(クリーム)が中に入ったやつだと思うが、このオリジナルというやつだけはクリームが入ってないのだ。
クリーム無しだから生地だけなのだが、なぜかクリームのような食感と味がする不思議なドーナツだった。そしてもちろんクリーム入りのやつ(カスタードとピスタチオ)も、生フレンチクルーラーってやつも・・・と、順にトレイに乗っけてしまう。
テイクアウト用のパッケージはなかなかお洒落だった。これも人気の理由なのかもなぁ。
ハンバーガーでお腹はいっぱいだから、ホテルの部屋で食べるつもりだ。う~ん、彼のパン屋にもそそられるが、パンは次回にするしかないかなぁ。
▲▼やっぱりすごい生ドーナツ(アルバム8枚➡)
さて、ホテルの部屋で食べたドーナツだが、驚くほど美味しかった。とにかくどれもユニークなものばかりだ。人気の理由はSNS映えだけじゃないということだ。一度食べれば誰もがファンになると思う。
こんなに旨いのなら、無理してあのパン屋のシグネチャーも買っとけばよかったかなぁ笑。
ちなみに、一時的な大ブームだった「マリトッツォ」を覚えているだろうか。あのブームのきっかけが、このパン屋だ(福岡にある創業店)。
そして、今の生ドーナツブームもここが発祥だ。マリトッツォとは違って生ドーナツは大きなトレンドになった。だから全国あちこちにパクリ店がたくさんあるし、あの日本一のドーナツチェーンも「生」ってやつを販売し始めたくらいだ笑。

パン屋さん(このシェフ)が作り始めたドーナツだから、従来のそれとは違って発想が自由でユニークなのだと思う。元イタリアンのシェフは、たぶん優秀なクリエーター、または一種のアーティストなのかもしれない。
彼の手から次々に生まれたそんなドーナツたちは「私はドーナツなの?」と自問している、というのが店名の意味なのかな。あの「?」には自由な発想で紡がれた楽しい物語がたくさんあるのだと思う。
このシェフの(会社の)公式サイト(ハンバーガー、パン、ドーナツ) https://peaceput.com/









