過去のA面こぼれ話「第1回A面」
A面(学年同窓会)は今回で7回目を迎えます。試行錯誤の1回目に比べると、回を重ねるたびに、とても充実した内容になってきました。このA面ニュースでは、過去6回のA面学年同窓会を振り返って、その裏話やこぼれ話を記事にすることにしました。こんなときに頼りになるのが「同窓会の生き字引き」こと、常任幹事のGさんです。彼の記憶力が異常にすごいことは周知の事実で、様々な出来事の記憶はもちろん、多くの同級生のクラス番号まで記憶しています。前回の2年生の名簿も、今回使う1年生の名簿も、彼の記憶を頼りに作成しています(驚)。そんなGさんにインタビューしながら、皆さんの知らない「こぼれ話」を書くことにしました。何回かにわたるシリーズ記事になると思います。お付き合いください。
第1回A面は1990年、当時の年齢32歳
勝新太郎が「コカインパンツ」で捕まった1990年の出来事は、黒澤明アカデミー特別賞、花博、ローリングストーンズ初公演、雲仙普賢岳の噴火などでした。踊るポンポコリンや浪漫飛行がヒットし、野茂英雄が新人王をとった年です。当時、何となく交流があった友人たちの間で、同級生はどうしてるかな?、みんなに会いたいものだ、という会話が生まれ、その話に意気投合したGさん、Yコイさん、O島の3人が「卒業して15年ぶりの再会」を企画し、3人だけの準備が始まりました。強い理念や決意があった訳ではなく、「なんとなく始めた、ゆるい同窓会」だったのです。3人には明確な分担もなく、3人で考え、3人で名簿を集め、3人で当日企画を準備していました。中でも名簿の苦労は今も鮮明に覚えています。連絡先が分からなければ、どうしようもないのですから。Yコイさんは仕事中に長距離電話をかけまくり、会社から怒られたそうです(笑)。そんな中で、「みんなに手紙を書こうと思う」とO島が真面目に言い出したことに、Gさんはとても驚いたそうです。他にない同窓会にしたいという「熱意」を感じて、俺も頑張ろうと思ったんだ、とGさんは懐かしそうに話してくれました。
みんなが手紙を受け取った時に、捨てずに開いてもらうために、第1回の実行委員長はGさん、と決まりました。3人の中では交友範囲が一番広く、ある意味で有名人だったのが理由です(笑)。そんな同窓会ですから、当日の受付も3人で分担し、パーティーのゲームも3人が別々のゲームを用意しました。Gさん企画のゲームは「鼻歌ドン」、Yコイさんは「桜丘クイズ」、O島は「500円じゃんけん」を担当しましたが、どれも反応がイマイチで、反省しきりだったようです。また、本人に記憶はないのですが、MC(総合司会)は、Gさんではなく、O島だったようです。Gさんは当時、司会の経験などはなく、ごく自然な流れで、O島がマイクを握ったようです。ちなみに、パーティー途中での「席替えシャッフル」はGさんのアイデアで、第1回から今も続いているスタイルです。
この段階では、次回の展望などなく、最後にマイクを渡されたYコイさんが「次は5年後にでも」と発言したものの、3人揃って、次回のイメージなどは持てない状態だったのがホントのところです。「他にない同窓会」へのチャレンジは満足いく結果にはならなかったのですが、準備期間の真剣な意見交換が、今も続く「桜丘27期同窓会のコンセプト」の輪郭を作ったのだと思います。ずいぶん後になって思い出すのですが、3人は会場(ホリデイイン金沢)で数々の「小さな奇跡」を体験していました。それは、参加した同級生の心からの笑顔や、苦労したことへのねぎらいや感謝のコトバなど、取るに足らない事象でしたが、3人の心を震わせるのには十分な手ごたえだったのは間違いありません。それは今でも大きな原動力になっています。(次回へ続く)
次回は第2回A面のこぼれ話です。(引き続きGさんインタビューから)
取材という機会で、改めてGさんの話を聞いていた僕は、驚いたり笑ったりしながら、封印してしまった記憶がよみがえりました。やっぱり27期は面白い。ありがとうGさん、そしてYコイさん。
第7回桜丘27期学年同窓会2018(A面)
8月11日(土)ANAクラウンプラザホテル金沢
1次会は15時受付開始
1の部(15:30~)は1年生クラスでのクラス会形式
2の部(17:00~)は3年生クラスでのパーティー形式
2次会は21時開始
定番になった居酒屋スタイル(フリースタイル)