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2022年06月03日

スケッチブックで「一句」

やってみると面白い
おかしな野田中同窓会の裏話
企画の「企」は、くわだてる、という意味らしい。そして「画」のほうは、えがく、はかる、という意味なのだそうだ。つまり企画とは良い意味での「はかりごとを、くわだてる」ものなのだ。僕はそんな「たくらみ」が大好きだ。だから僕が幹事になると、フツーの会じゃなくなる(笑)。
この日は、例の桜丘27期の「野田中同窓会2022」だった。準備段階(人数)でつまづいて、二転三転して、結局「おっさんばっか」の同窓会になったのだが、とっても楽しいひと時になった。まぁこれを第1回と呼びたい。A面の当日も顔を合わせるわけだから「次の2回目」が、より現実的になればいい。
そもそも発表したプラン、つまり「昼は料亭、夜はBAR」とか、「食後の散歩とカフェタイム」とかいうキャッチフレーズは、どれも「なんだそれ」って感じなのは間違いない(笑)。もっとゆっくり飲ませてくれとか、昼か夜かどっちかにしてくれとか、一部の男性諸君からの反応は、冷たいものもあった。
でもね、「ただの飲み会」にはしたくない、という強い意志が、幹事の僕にはあるんだ笑。きっと後のちになって「うちの幹事は変なやつでさぁ」とか、言われるのなら、それが本望だ。僕に幹事を任せたせいだと、諦めてほしい。

そんな「たくらみ好き」な僕が、当日の道具として用意したのは、一冊の「スケッチブック」だった。いつかどこかで見たような1冊360円?の「あれ」だ。それに「黒と赤のマジック」も用意して、当日大事に持っていった。
この記事は「野田中同窓会」のレポートなのだが「おっさんばっか」の写真や、さも宴会的な様子は、あまり書いても仕方ないかなぁ、などと思ったりする(笑)。まぁ、実はおっさんはみんなシャイで写真が苦手なのが共通項だ。だから、いざ写真となると笑顔が消えて怖い顔になるし、動画だ、というのに動いてくれない(笑)。僕も同じで、よほどの使命感がないとシャッターを避けてしまうのだ。だからマスクも外さない。
文末に、いつもの「K中動画」を用意したから、みんなの横顔は、そっちにまかせようと思う。まぁ今回の「彼の作品」はなかなかの力作になった。だんだん上手になるよね。幹事の僕がB面の企画実行するときの大事な相棒が、このK中君だ。たぶん彼は「僕のたくらみ」が大好物なんだと思う。二人になると、そんなハナシで一喜一憂する。こんな動画になるといいなぁ、という僕の妄想にちゃんと応えてくれる。
このスケッチブックは、そんな撮影の小道具にどうかな、などと思い付いて持ってきたのだ。まぁテレビで見かける「フリップ」の簡易版かな。

さて、当日のことだ。世の中の同窓会と同じように、少し早めに会場に来る人がいて、ちょっと遅れて到着するやつもいる。乾杯して、互いの近況や老化の具合、昔の思い出などからスタートするのも、いつもと同じだ。少々違うとすれば、その記憶が古くて、中学校から小学校まで戻って、あいつのこと覚えてるか?とか、そんな話になることかな(笑)。まぁ話題は高校時代のクラス会とよく似てるといっていい。
料理や酒がすすんで、いわゆる宴もたけなわとなり、会話が一巡した頃、スケッチブックを取り出すことにした、そして仲間の一人「K村君」にハナシを持ち掛けた。「なあ、今日のこの日を俳句にしてみてよ」「スケッチブックに一句ってことね」・・・(笑)。彼が俳句に凝っていることはみんなが知っている。
そんな急に言われても出来るもんじゃない・・・、などと照れて言ったから、てっきりダメかと思ったら、少し考えたのち、彼はスケッチブックにスラスラ書き始めた。「山笑う、友も笑うや、野田の山・・・」と読み上げると皆んな、お~っと感心する。即興なのに上手いのだ。解説も慣れたものだったし、アンコールの一句にも応えてくれた。なにやら季語のしきたりのハナシなんかも入れながら、K村君の俳句講座になっていった。話はアチコチに転がり、笑い声で場のテンションが大きく上がる。間違いなく今日の主役はK村君だ、大活躍だった(笑)。

さて、書きたいことはたくさんあるのだが、ここまでにしようと思う。その後、十一屋小や野田中の周囲を歩いたり、にし茶屋街で「甘納豆」を食べたり、最後はルーフテラスBARで夕景とシャンパンを堪能したりと、この日の「小さな同窓会」は予定通り続いていった。
僕が絵の達人なら、このスケッチブックに上手な絵日記を描けたのかもしれない。そこのところは、下のまとめ動画(K中力作)を替わりに観てほしい。写真を嫌がる参加者だから、僕が仕方なく(使命感かなぁ?)登場してるんだけどね(笑)。
まぁ、言いたいことは「中学校の同窓会」というのは、一種の「桜丘のクラス会」みたいなもので、規模は小さいけど楽しい、ということだ。だから27期の皆んなに是非お薦めしたいのだ。夏のA面のときの話題のひとつになればいい。
●最後にこのK中動画でお開きにしたいと思う。

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