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2024年12月05日

BARコーナーからの景色

金沢忘年会2024レポート
毎年オキマリの27期の忘年会(金沢忘年会2024)は、今年もちゃんとオキマリの日(11月最終土曜日)に無事開催することができた。参加して下さった24人(男性15女性9)の同級生の皆さん、ありがとう。

幹事の僕は、単なる飲み会というやつがどうも苦手で、だから忘年会という名前が付いても、フツーとは少々違った企画やアイデアを入れたくなってしまう笑。とはいえ、そんなにアイデアが次々に湧き出るはずもないから、去年のやつの焼き直しだ。
でも「持ち込み」は徐々に多彩になったし、「BAR」の使い方も浸透した感じかな。初めて参加する人には違和感があるのだろうが、まぁこんな楽しみ方もあるのかぁ、と記憶に残れば御の字だ。
ちなみに、僕のアイデアを実現できるのは、実はこの店しかないから、いつも同じ会場になる。まぁ店にとっては例外・変則なのは間違いない。27期の同窓会のことを大事にしてくれるから甘えることにしている。
もちろん、この忘年会はB面(小さな同窓会)だから、参加者のお目当てが「おしゃべり」なのは変わらない。途中から皆んな席を移動しながら話し相手をどんどん変えて楽しんでいた。まぁいい雰囲気だった。
▼酔う前のみんなの横顔ほか11枚(タップして右へ)

定刻になった。6人の同級生が持ち込んでくれたお酒の紹介やBARコーナーの使い方を伝えて、いざM岡くんによる乾杯だ。
この11月は27期のイベントが相次いだ(K-Dreamライブに始まって、大人の鎌倉旅、女子ランチ会、そして最後がこの忘年会)。そんなこともあってM岡くんを指名させてもらった(ライブは楽しかったね)。
ここから幹事はピークタイムだ。みんなが酔っぱらう前に写真を撮って回る。テーブルには9種類の前菜が並び、みんなは早々に箸をつけ、お酒と会話を楽しみ始める。事情で到着が遅くなった参加者が席に着くたび、みんな揃って「かんぱ~い」で迎える。この日はそんなことを4回も繰り返した。
追加の生ビールを作って渡し、預かったワイン3本(赤2白1)と日本酒2本(山廃純米と低精米微発泡)をテーブルに出す。あぁそうだ、ワイングラスやぐい飲みも配らないとね・・。まぁ序盤の幹事はモタモタするばかりだ笑。

で、ひと通りの作業を終えて、幹事の僕はBARコーナーに一人こもって、みんなのオーダーを待つ。実は、BARコーナーから見える景色がなかなか良いのだ(個人的にはベスポジかな)。みんな、席での会話が弾んで、どんどん声が大きくなっていく。何より誰もが笑顔で楽しそうだ。
ときおり廊下に出て、テーブルの料理や飲み物の進み具合を確認する。格子戸の建具のすき間から、こっそり覗く僕の姿はまるで「家政婦は見た」みたいな感じかな笑(ドラマは観たことがないからイメージだけど)。
そういえば稲〇くんとは、しばしば目が合って、互いに無言の笑みを送りあっていた。彼は彼で、僕がどうしているのか気にしていたのかもしれない。
いつものことだが、終盤になると、BARの前にも人が座り始めて、ここも会話の会場になる。作業しながらだから僕は聞き役なのだが、みんなの「今」の話題はとても楽しい。ちょっと大げさかもしれないが、人生を謳歌してるって感じだ。

持ち込みとBARのこぼれ話
協力してもらった「持ち込み」のことを少し書いておきたい。BAR担当の僕から見ると、持ち込み品にだって、ちゃんと物語がある。
山廃純米を持っていくから燗でもつけてね。最初にそんな連絡をしてくれたのはK村くんだった。これで日本酒は2種類になるから、BRAには「お燗場」も作ることにした。でも意外に燗のオーダーはないから、途中で残りを燗酒にして日本酒党の人たちに配ることにした。山廃純米の燗は旨いよね。でも、低精米微発泡の方はやっぱり燗にはむかなかったらしい笑。
ワインはT瀬くんM野くんから、ともに赤をもらったから、スペインの白を追加して3本にした。M野くんが言ってた通り、ワインはいつも人気だね。みんなゆっくり飲んでいる。
N田くんは「能登ちょんがりぶし」を持参してくれた。実はあの災害で大きな被害を受けてしまい、今年の早々に市場から消えてしまった能登焼酎だ。その後、蔵元はクラウドファンディングなどで復興中だと聞いている。つまり、ここにあるのは貴重な1本のはずだ。大事に味わおうね。
N川くんが持ってきてくれたのは、どうやら彼の自宅の在庫品の数々だった。いろいろあってアルコールを控えている彼にとって、自宅に置いておくと「見ると飲んでしまう」ものらしい、それが持ち込みの理由ってことかな。ちなみに、あの甘いレモンリキュールは意外に人気だったね。
S本さんが見せてくれたのは、珍しい「たんかん」の缶ジュースだった。彼女が屋久島で出会って美味しさにハマったらしい。持ってきたのは最後の1本らしく、たぶん大事に飲もうと思っていたはずだが、結局テーブルで分けっこしていたようだ。

幹事役を長くやっていて気づき始めたのだが、概ねみんなアルコールの量を控えるようになっている。でも飲まないのではなく、アレコレを少量という感じだ。だから幹事としては気を使うし、あるときから2次会の事前準備も(あえて)しなくなった。
あくまで2次会は個人に委ねているのだが、この晩のみんなはタクシーに相乗りして、みきやんへ向かった。まぁこれも27期のオキマリってことかな。みなさん遅くまでお疲れさまでした。また来年。

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