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2026年09月25日

中央線の夜はやっぱり駅前の居酒屋がいい

だし巻き玉子の地獄風呂?
夏の中央線ぶらり旅その8
ホテルから立川駅の駅前へと歩くとき、音に気付いて真上を見上げたら、ずいぶん上にモノレールが走っていた。多摩モノレールだ。今更だが、電車と違ってあんな高いところを静かに走るんだね。
立川駅は中央線の駅だから、その線路は東西に走っている。そして多摩モノレールは中央線と十字にクロスするように南北に走っている路線だ。
モノレールもそうだが、その駅もまさに空中に浮いている建物だった。線路に沿った高架下も長~い遊歩道(ほぼ公園)になっていて、とてもきれいな街並みだ。近代的な都市っていうのはこんな感じなのかなぁ。

さて、この日の夕食に選んだのは、立川駅近くの古~い居酒屋だ(創業50年超らしい)。ホテル周辺のおしゃれな感じではなく、まさにコテコテの居酒屋さんで、とても忙しい人気店だった。
働いているスタッフも中年おじさんたちで、とにかく掛け声がうるさいほどだ。そんなおじさんスタッフはトレイなんか使わない。生ジョッキを両手に3~4個ずつ鷲掴みにして走り、テーブルにどーんと運ぶ。
つぎたての生ビールが床にしたたることなど気にしないし、置かれたテーブルもいきなりビールまみれに汚れる。席のサラリーマンたちもそんなことは気にしない。あ~昔の居酒屋ってこうだったなぁ、とても昭和っぽい笑。
料理も素朴だ。刺身や焼き魚が自慢ってことらしい。そして定番品が並ぶ手書きメニューも、選ぶのが楽しい。食べたやつはとても美味しかった。これはこれで、僕たちらしくてちょうどいい感じだ。
ちなみに「だし巻き玉子」が推しらしい。なので「うなぎのだし巻き」を頼んだ。出て来たやつは、深い皿に入った大きなやつだった。なぜか、グツグツ・熱々のだし汁に浸かっている(下のアルバム)。これは「地獄風呂」と呼ばれる店の代表メニューらしい。なるほど。
利用客は見事に老若男女で、とにかくみんな楽しそうだ。やっぱり日本の居酒屋は、かつてのサブカルの代表で、いまや世界に誇る食のメインカルチャーなんだと思う笑。
▲▼新しい街の古いエリアのザ居酒屋(アルバム8枚➡)

店の周囲は、まさに中央線沿線の駅前のイメージそのものだ。新旧の居酒屋が軒を連ね、その店前の歩道は狭くて、ちょっと汚くて、すれ違う老若男女は皆んな大きな声で笑っていて、酒臭い笑。ホテル周辺の街のカルチャーとは真逆だが、こんな立川がやっぱり楽しい。
ちなみに、僕たち老夫婦が立川にやってきたのは、ざっと20数年ぶりらしい。らしい、というのはその記憶は家内の方が鮮明だからだ。おぼろげだが、僕も順に思い出していった。
それはたしか3月だ。もうすぐ春なのになぜか大寒波の日だった。その早朝、家族4人で立川へと車で向かった。運転手の僕にとっては急に決めた家族旅行(ドライブ旅)だったと思う。
米原から東名で向かうつもりだったが、夜中に降った雪で(というより凍結で)米原方面が通行止めと分かり、やむなく上越経由で向かうことにした。もちろん北陸道は雪と凍結で大渋滞。けっきょく除雪車の後ろをノロノロついていくしかなかった。
ようやく入った関越道はアチコチで凍結による事故が起こっていて事故渋滞ばかりだった(普通タイヤの車両が多かったからだ)。いろんなことが重なって、けっきょく立川駅前のホテルに着いたのは夕方だった気がする。
旅のきっかけは、娘の入学の手続きとか、アパート探しとか、そんな理由だったと思う。ホテルは立川の駅前だったから、このあたりのどこかだ。とはいえホテルの名前も覚えていない。

当時の娘2人は高校生だったが、僕たち家族のことだから、もしかしたら、あの日もどこかの居酒屋で、当たり前のように食事していたのかもしれない笑。娘たちはもう立派なおばさんだが、当時の昭和的な居酒屋カルチャーで育ったことは間違いないかな。

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