同級生の息子が天使を見せにやってきた
ジイジと孫のハナシ
田舎に住む僕たちにとって、お盆というのは概ね8/13~15ってことかなぁ。でも山の日(8/11)という祝日ができてからは、週末を加えた夏の大型連休のような感じになったかな。ようするに、お盆休みが長くなったのだ。
嫁いだ娘たちにとっては、帰省してのんびりする期間。男の子4人の孫たちにとっては同年代の従弟が勢ぞろいする夏合宿のようなことになる。迎えるジジババにとっては、嬉しいのは間違いないが、体力的にはしんどい時期ってことかな笑。
今年のカレンダーでは、そんな激動の日々が早めにやってきた。そして彼らが一斉に帰っていって、本来のお盆のときはひたすら静かな日々を過ごすことになった。まぁこれくらいが丁度いい。

そんなお盆のある日、同級生の悪友・某の息子から連絡がきた。帰省中の彼はいわゆる新婚さんで、生まれたばかりの娘を見せに今からわが家へやってくるという。
彼は今年で38歳になるのだそうだ。今は東京にいるから、会うのはずいぶん久しぶりのことだった。いろいろ話をしたいことが浮かんで、ちょっとワクワクしながら彼らを待った。
約束の時刻の少し前、わが家の前に車が止まった気配がして夫婦で外に出ると、ちょうど彼が車から笑顔で降りてきた。おぅ、久しぶり、などと挨拶を交わした。彼の奥さんとはもちろん初対面だ。初めまして・・・と互いに自己紹介が始まる。まるで実家にやってきたお嫁さんを迎えた感じかなぁ笑。
自分の息子ではなく、あくまで友人の息子との再会だから、ちょっと不思議なハナシに思えるだろうが、僕たち夫婦にとってはごく自然なひとときだ。あんなに小さくて元気ないたずらっ子だった彼が、結婚して、今ではおとうさんになったのだ。
長身の彼が両腕で大事に抱えているのは生後2カ月の赤ちゃんだ。名前は〇〇ちゃん、両親に似たなかなかの美人かな。まるで天使のようにかわいい。

そんな生後2カ月の天使を、ジジイが抱っこするのは、けっこう気を使う。顔もそうだが手も足もとても小さくて、久しぶりの感覚だった笑。で、抱っこしながら、この新米パパの子供の頃を思い出していた。
彼は男ばかりの3兄弟の2番目だ。この3兄弟は、腕白盛りの小さな頃からわが家へ遊びに来ていた。父親は僕の同級生だが、奥さん同士の交流の方が活発だったと思う。彼女たちはたまたま同じ年齢だったから妙に気が合ったのかもしれない。
僕は娘2人の父親だったから、男の子の彼らと会うのはけっこう楽しみだったし、よく一緒に遊んだ思い出がある。
やんちゃな3兄弟のことを、わが家では「嵐三兄弟」と呼んでいた笑。やってくるなりハイテンションで騒ぐから、僕は遠慮なく、実の親父のように叱ったりしたと思う。彼らにとっての僕は、うるさい親戚のおっちゃんみたいな存在なのかもしれない。
彼らは、まるで息子みたいな存在だったから、この小さな天使ちゃんに会うなり、僕はまるで新しい孫に会った気分になったのだと思う笑。

新婚の彼らの出会いやなれそめだとか、今の仕事とか、新居や子育てのハナシ(まぁ定番のインタビューかな)をひと通り聞きながら楽しい時間を過ごしていた。当たり前だが、あの嵐三兄弟もいつのまにかちゃんと大人になっていて、ちょっと嬉しかった。
どうやら二人はともに大の日本酒党らしい。だから次回は、日本橋(彼らの新居に近いようだ)のどこかで、一緒に日本酒を飲みながら食事でもしようと約束した。
奥さんがお酒を飲める頃のハナシになるから、実現するのは少し先かもしれないが、東京での楽しみがひとつ増えることになった。
まぁ、たまにはこんな静かなお盆も悪くない笑。

そういえば、本来のお爺ちゃんである彼(悪友・某)とはしばらく会っていない。久しぶりに会いに行って、この孫(天使ちゃん)のハナシでちょっといじってやろうか、などと思っている。
ちなみに、この原稿に使った赤ちゃんの画像は、レンタルフォトなので(つまり別の天使ちゃんだから)、この日の出来事とは何の関係もない。でも、こんな感じだったのだ。かわいい。









