実行委員会の横顔「高校時代の思い出」
ヒトは無意識に思い出をコントロールしているのです。忘れたい出来事は見事に忘れてしまいますし、記憶に残っているのに「フタ」をして出てこないようにしたり、些細なシーンをいつまでも覚えていて、いつもその話題を披露したり・・・。実行委員会の3人に高校時代の思い出をインタビューしました。受験勉強のこと、文化祭や運動会のこと、部活のこと、先生のこと。そんな彼らの思い出を通して、実行委員会の横顔を紹介したいと思います。当時の桜丘の文化祭や学園祭は、1年2年3年のミックスチームで臨むスタイルでした。その話題をきっかけに、みんなの思い出話がスタートしました。
副実行委員長N本くんの思い出話は「サッカー」に没頭していたことでした。文化祭や運動会などの記憶はほとんどないようです。1年2年生当時の桜丘サッカー部は「出れば優勝」の全盛期、2年生でレギュラーになり、県大会優勝、そしてインター杯、高校選手権への出場など、絶好調の時代を経験したようです。高校3年生のとき、優勝候補といわれていた桜丘は2回戦で金大付属と対戦。圧倒的に攻める桜丘のシュートが、ことごとく不運に見舞われ、結局0-2のスコアで敗退となりました。彼いわく「栄光と挫折の記憶」だったようです。スポーツマンにN本くんらしいエピソードです。
一方、副実行委員長のO野くんがニヤリと笑って語ったのは「駅前シネマ」の思い出でした(笑)。映画館の入り口近くにあった花屋で前売り券を買うのがパターンで、いまでも多くの友人たちに共通する思い出なのだそうです。3年生の受験勉強のさなか、夜になって急に観たくなった彼は、雪の中、チャリを飛ばし、駅前シネマに向かったそうです。この話にはたくさんのやつが共感すると思う、そう彼は胸を張っていました。まあ、健全な男子高校生のお話、ということですね(笑)。
続いて実行委員長H田くんの思い出。人見知りでシャイだった彼は、クラス仲間の会話から意識的に離れたポジションにいたのだとか。修学旅行のチーム分けの時、いつも仲間の中心にいたT本くんが声をかけてくれたことをきっかけに、仲間たちとの会話ができるようになった、と話していました。いまのH田くんからは想像できないエピソードでした。元剣道部なのに、スポーツ大会で素人に負けてショックを受けた話や、ホントはハードロックが好きだったこと。卒業の頃にはバンドを組んでドラムの練習に没頭していたこと、など、どれも意外な思い出話ばかりでした。その後も、Gさんを含めて様々な記憶のオンパレードとなりました。「そういえば、そんなことあったなぁ」、仲間たちとの会話は40年以上の時間をさかのぼっていました。みなさんの高校時代はどんな3年間でしたか?
第7回桜丘27期学年同窓会2018(A面)
8月11日(土)ANAクラウンプラザホテル金沢
1次会は15時受付開始
1の部(15:30~)は1年生クラスでのクラス会形式
2の部(17:00~)は3年生クラスでのパーティー形式
2次会は21時開始
定番になった居酒屋スタイル(フリースタイル)