第2回利き酒会の予告と募集です
お待たせしました。好評の利き酒会の第2弾が決定しました。今回は「ひやおろし(29BY)を楽しむ酒の会」を開催します。9月22日(土)19:00、会場はいつもの「みきやん」です。ちなみに、タイトルの「29BY」のBYというのはブリュワリーイヤー、つまり酒造年度の意で、平成29年7月~30年6月までに製造された酒ということのようです。秋に収穫されたお米で作る訳ですから、当たり前と言えば当たり前ですが・・・。
専門家によると「ひやおろし」というのは、江戸の昔、冬にしぼられた新酒が劣化しないよう春先に火入れ(加熱殺菌)した上で大桶に貯蔵し、ひと夏を超して外気と貯蔵庫の中の温度が同じくらいになった頃、2度目の加熱殺菌をしない「冷や」のまま、大桶から樽に「卸(おろ)して」出荷したことからこう呼ばれ、秋の酒として珍重されてきました。ときは移って、現在の「ひやおろし」も、春先に一度だけ加熱殺菌し、秋まで熟成させて、出荷前の2度目の火入れをせずに出荷されます(いわゆる生詰め)。貯蔵の形こそ、タンクや瓶に変わりましたが、その本質は昔と変わりません。暑い夏の間をひんやりとした蔵で眠ってすごして熟成を深め、秋の到来とともに目覚める「ひやおろし」。豊穣の秋にふさわしい、穏やかで落ち着いた香り、滑らかな口あたり、まろやかな旨味、とろりとした適熟の味わいが魅力のお酒です。石川県では、9月8日に一斉発売され、店頭に並びます。その中から候補品をチョイスし事前購入することにしました。それぞれ本数は限られているので売り切れの危険性があるからです。(特約店では一斉発売前から入手できる商品もあります)。今回も、定番の「天狗舞」「手取川」はもちろん、福井からは「黒龍」と「常山」、中能登の「遊穂」と「池月」などの「ひやおろし」を、6~8種類、四合瓶で揃える予定ですが、発売日が確定していない銘柄もあるため、一部変更の可能性があります。
目の前に6~8種類の「ひやおろし」を少量ずつ(それぞれ40~50ml位)並べて、順に飲み比べて楽しもうというスタイルです。全部飲むと二合ほどの量です。一通りの利き酒が終了したら、そこから宴会タイムです。地酒に興味がある方も、ない方も、他のB面企画の作戦会議として、A面の打ち上げとして、気軽に参加申し込みください。参加者は現在のところ5人からの内諾がとれています、前回のように10人位がいいな、と思っています。参加人数が増えれば、飲める種類も増やせるからです。さらに人数が増えれば本数を増やして対応します。
申し込みはお早めに
実施日は、9月22日(土)19:00 みきやん
申し込みは、公式LINE桜27期(原点回帰)、公式Facebook桜27、および事務局宛てメール oshima@oak.ocn.ne.jp でお願いします。氏名(フルネーム)、3年生クラスを必ずお書きください。申し込みには、当方から必ず返信します。返信がない場合は未着の可能性があります。連絡がつくまで再送ください。すでに「行くよ」と言ってくださった方も、あらためて正式に申し込みいただけると幸いです。会費は、利き酒用の日本酒料金(実費を人数ワリカン)プラス、みきやんの飲食代金です。最終的な銘柄と本数によって前後しますが、日本酒料金は前回は2000円でした。前回並みにしたいと思っています。これにその他の飲食代金が上乗せされます。あいかわらずアバウトな企画ですみません。
本日段階の候補品です
黒龍「吟醸ひやおろし」吟醸原酒
常山「純米超辛」ひやおろし
遊穂「山おろし純米酒」生詰め原酒
天狗舞「山廃純米ひやおろし」
手取川「純米大吟醸」ひやおろし
池月「純米」ひやおろし
農口尚彦研究所「ひやおろし秋酒」(発売日未定)