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2020年02月28日

軽井沢大会の中止を決断しました(情報第6回)

くやしいけれど中止します
悪いニュースは、早めにお知らせしなければなりません。この数日、ずいぶん考え、悩みましたが、やはり「軽井沢大会2020」の中止を決断しました。楽しみにしていた皆さん、本当に申し訳ありません。
新型コロナウイルス問題が背景にあります。当然だ、という意見もあれば、もう少し様子を見ればいいのに、という意見もあると思います。3か月先の、5月の後半の状況は、楽観的にも悲観的にも、想定できるのでしょうが、発起人であり、イベントの幹事である、僕たち二人の出した結論です。ありていに言えば苦渋の決断、というやつでしょうか。軽井沢大会は延期ではなく、いったん中止します。
新型コロナウイルスの報道が今日も続いています。1月末に始まった感染渦は、日に日に悪化の一歩です。1週間前に報道されていた状況が、わずか7日間で大きく悪化する毎日だと実感しています。

実は、軽井沢大会の「招待状」の製作が終わり、数日前に納品されました。まぁ自分で言うのもなんですが、なかなかの気合の入った招待状です。いま、その400セットが手元にあります。次の日曜日、つまり3月1日の日曜日に、27期の全員を対象に、この招待状を送付することにしていました。返信期限は3月31日と明記されています。
いつもなら、返信用ハガキに切手を貼り、パンフ型の招待状を封筒に入れ、封筒を糊付けして、宛名ラベルを貼ります。それを300余人分、繰り返します。これは、事務局を引き受けてから、何回もやってきた我が家の内職のような作業です(笑)。けっこう手間ですが、それなりに楽しい作業なので、気に入っています。
そして、それを郵便局に運び込んで、いわゆる料金別納で一斉に送付すると、数日後には27期のみんなの手元に届きます。封筒を手にしたときの仲間の表情を想像するのが、毎度毎度の楽しみでした。まぁ、いつもなら、そんなことをやっていたはずです。でも今回は、この送付の直前に、中止を決断しました。皆さんを混乱させ、迷惑を掛けますから、非難もあるでしょうが、誰の意見を聞くでもなく、二人で決定しました。決断するということは無念ですし、僕たちにとって残酷ですが、これも発起人の仕事です。
当たり前ですが、世の中、この話題で加熱していて、全体的に悲観的なメッセージばかりです。軽井沢大会は、仲間にとって、本来なら明るいニュースになるはずで、僕たちも楽しいお知らせにしたいと懸命に頑張ってきたので、そんな「招待状」を、加熱する報道の中で読んでもらうわけにはいかない、と思いました。少なくとも、みんなに「楽しいから来て下さい」「楽しさを想像して下さい」とは、言える状況ではありません。出欠の返信期限は3月31日ですから、この1か月の間、みんなには不安と楽しみを天秤にかけて「どうしようか」と悩ませることだけは、幹事として、どうしても避けようと思いました。以降の段取りを考えると送付を遅らせる選択肢もありません。だから、送付の前の今、中止を決断しました。

一度決めれば笑い話に変えて
だから、この招待状はお蔵入りです。まぁ「幻の招待状」として、我が家で大事に保管することにします(笑)。今このとき、公式ホームページで中止を発表しましたから、数日中には「コアタイム同窓会の会場」として予約していたレストランにキャンセルを伝えます。このレストランを選ぶにあたってもアレコレ苦労したので、思い入れはひとしおです。これで「幻の会場」になりますから、いつか笑い話に変えて、編集後記で書こうと思います(笑)。会場選びにも、たくさんの裏話がありました。
さて、宿泊予約してあったホテルですが、僕はキャンセルしないまま、しばらく置いておこうと思っています。もちろんホテルのキャンセル規約を確認済みです(笑)。軽井沢大会の中止を決め、みんなへ発表しましたから、これで「大会」は中止です。ですが、僕とGさんの二人は「何とかならないか」と最後まで粘ることにしました(笑)。つまり、当日、軽井沢へ向かおう、と約束したんです。もちろん「沈静化していたら」の条件付きです。可能性は少ないかもしれませんが、軽井沢で遊ぶ約束です。大事にしてきた企画への供養のような旅にも見えますが、決してそうではありません。新緑の5月を楽しみながら、いつものように別の新しい企画を話し合う、そんな楽しい旅の時間にしたいと思っています。
参加を楽しみにしてくれたAさんやBくん、そんな仲間の顔が浮かびます。彼女や彼も、仕方ない、と断念するかもしれませんし、もしくは、僕たち二人と同じように、諦めが悪いかもしれません(笑)。もし、そんな仲間が一人でもいるのなら、幹事が簡単にあきらめてはいけません。だから幹事は最後まで粘らないとね(笑)。仮に実行できたとしても、もう大掛かりなことはできませんから「大会」ではなく「小会」といったところでしょうか(笑)。それはそれで僕たちらしい気もします。
一方で、27期のみんなには、また別の機会にでも、家族や気の合う仲間と軽井沢へ行ってほしいのは変わりません。その時は、この「幻の企画」を思い出してください。だから、軽井沢のミニ情報は、これからも「意地になって」ときどき書いていこうと思っています(笑)。

この発表記事で使っている画像は「幻の招待状」の写真です。記念に欲しい、という方がいれば、お届けしますよ。もちろん冗談です(笑)。何年も検討した企画ですし、けっこう準備に手間もかけたので、今は、悔しくてたまらないのですが、そのうち「幻の招待状」などもネタに加えて、「幻シリーズ」の記事でも書いて笑い飛ばそうと思っています。悔しさを、笑いに変えよう、そう思っています。
2020年2月27日深夜、中止発表。

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