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2021年07月16日

夏うた企画の編集後記

壁ぎわに寝がえりうって~、背中できいている~・・・、そう調子こいて、僕は気分よく歌っていたのだそうだ。Gさんがニタニタしながら、記憶のない僕にそう教えてくれた。当時クラスメートだったGさんにとっての「O島くんの歌」の思い出だ。彼の記憶力は抜群だから、きっとそうなのかもしれない。
それは、高校の修学旅行のエピソードだ。バス移動の車中の出来事だったらしい。僕はけっしてS田研二のファンではなかったのだが、なぜそんな選曲をしたんだろう。当時のバスのマイクといえば、バスガイドさんが口元にあてる、あの小型の黒っぽいやつだったと思うが、カラオケ専用マイクも用意してあったのだろうか。歌詞カードはどうだったんだろう。そもそもシャイな僕がマイクを持つはずもないから、きっと何かの罰ゲームだったのかもしれない。僕の修学旅行の思い出は、もう深い霧の中だった。
これは、SNS企画でいずれ「歌のネタ」をやろうか、と二人で考え始めた頃のエピソードだ。いろいろあって、今回ようやく1回目を実施することにしたのだった。

そんな今月のSNS企画「夏うたのハナシ」が無事に終了した。今回はハナシを世代別に(時系列に)進めながら、みんなと一緒に「歌の記憶」をさかのぼってみたかった。まぁカッコよく言えばそんな感じだ。とはいえ、時系列に進めるのには無理があったかもしれないな。中だるみがあって、少し反省している(笑)。次回はもっと自由に、もっと上手に進めたいと思う、まぁいつも反省ばかりだけど。
スタートした日はT野さんが軽快に口火を切ってくれた。いきなり、タロー?やピー?が出てきて、僕はついていけない(笑)。出てくるみんなの楽曲は、僕にとっては、すぐにはピンとこないやつもある。うろ覚えってやつだ。だから僕は手が空くと、YouTubeやSpotifyでそんな曲やアーティストを探した。聴けば、そうそう、ああこれか、と思い出す。
2日目の途中、K-DreamのN畑くんが企画初登場?してくれた。期間中、彼が披露してくれたハナシはどれも面白かったなぁ。さすが音楽との接点が僕たちと違っていて楽しかった。今回は彼にとても助けられた。ありがとう。

その後もN畑くんの楽しい思い出コメントがアップされると、それに反応するように、みんなが懐かしいエピソードを書いてくれている。なので、一人一人のコメントが長くなるのだが、そのおかげで、どの話もとても楽しい。エピソードは長くて当たり前だ。ホントの思い出はもっともっと大きいのだろうが、文字にするのは難しいよね。打ってる間に別の人の投稿が入ったりして、ハナシがあっちこっちへ飛んでいく(笑)。音楽のチカラは、やはりすごいのだ。
ドラマーH田くんの話も面白かった。聴くとか、歌うとは別に、演奏するとか練習に没頭するとか、そんな体験があると、楽曲との接し方が大きく違うのだろう。ベタな言い方だが青春ってそんなことかもしれない。N畑くんやバンドメンバーの仲間が語る音楽のことを、一度ゆっくり聞いてみたい気がする。いずれ、公式サイトに彼らの特集とか、B面企画とか、なにかやってみたくなった。K-Dreamの棚からひとつまみ、ってのはどうかなぁ(笑)。

さて、今回もまた、新しい顔ぶれの投稿が加わって嬉しかった。みんなのコメントは読んではいるんだよ、でもなかなか書けなくて、という人もたくさんいるらしい。どうか、こんなことがきっかけになって、気軽にコメントし合える日がくることを楽しみにしている。
そういえば相棒Gさんは、いつもに比べて、たくさんのコメントを上げていたっけ。彼にとって歌は聴くものじゃなくて、歌うものだ。だから彼は、みんなのコメントを読みながら本気で歌っていた可能性がある。きっとそうだ(笑)。僕は僕で、不慣れなSpotifyにトライしていた。ストリーミングサービスは色々あるのだろうが、世代別とか、アーティスト別とかはもちろん、テーマ別のやつも面白い。僕にとっては、遠ざかっていた音楽がぐっと身近になった気がする。

最後に次回8月の予定だが、まだ発表できる段階じゃあない。ゴメン。世間では来週から始まるオリンピックの話題でにぎわったりするんだろうなぁ。お盆のこともあって実施期間に迷ってる。まぁ、ある意味で唐突に始まる企画だから、そこのところは許してほしいなぁ(笑)。
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■来年のA面2022は、2022年8月13日(土)に開催されます。
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