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2022年06月24日

K-Dreamの時間「ネタバレのぎりぎり」

ステージの楽曲リストが届きました
さて、今週のK-Dreamの記事は、編集長(僕です)が書きます。先日、彼らから当日のセットリスト(演奏する楽曲の詳細なリスト)が編集部に届きました。今回は「ごく一部」だけですが紹介したいと思います。
今までの過去のA面では、K-Dreamの楽曲を「事前にお知らせする」ということはありませんでした。進行のことがあるので実行委員会やスタッフには事前告知される楽曲もあるのですが、概ね「当日のお楽しみ」として「ヒミツ」にされているものなのです。
A面当日のステージというのは、実は、彼ら5人にとっての大事な「コンサート」でもあるので、観客に演奏する楽曲を伏せておくのは、当たり前かもしれません。曲目は流れの中で紹介されるからワクワクするものだからです。
ヒミツについては、先日初めて知ったエピソードもあります。A面当日、閉じられた会場の中では、定刻直前まで彼らが演奏のリハーサルをやっています。会場の外のロビーには、受付を終えた同級生がたくさん談笑しているので、「演奏する楽曲」が外に漏れないように、実は、とても気を使っているのだそうです。そんな配慮をしているなど全く知りませんでした。観客を迎える彼らにとって、披露する楽曲やセットリストは、それほど大事なモノなのですね。ヒミツなのは当然です。

一緒に歌ってほしい
さて、事前にお知らせすることになった理由があります。それは今回初めて披露する、ある楽曲なんですが、できればそれを、演奏と一緒に「会場のみんなにも歌ってもらいたい」と彼らが考えたからです。それは、T内まりやの「人生の扉」という楽曲です。
この曲は、以前のA面ステージでも候補曲としてあがり、でも結局お蔵入りさせた曲なのだそうです。どうやら曲や歌詞の世界観が、自分たちには「まだ早い」と当時は思ったようです。つまり今回は「満を持して」使うことにした、ということだと思います。まぁ、詳しい経緯や彼らの思いは、当日の彼らのMCコメントを楽しみに待つことにしましょう。
歌詞をじっくり読むと、何やら心にす~っと染み入る気がします。タイトルからすれば「人生」を語っているので、一人一人が受け取るイメージは、きっと様々で、浮かぶ景色もみんな違うのだと思うのですが、当日は、彼らがくれるそんな時間を大切にしましょう。
だから当日まで、みんなも「練習」することにしませんか?。いろいろあって観客の皆さんはマスク越しに小さな声で歌うことになるのですが、大事なものを共有したいと考えてのお願いです。楽曲については事情があってYouTubeなどにはリンクが貼れません。ぜひアーティスト名、楽曲名で検索してみて下さい。歌ネットあたりなら歌詞も動画も公式のやつが観れるはずです。ちなみに「まりあ」ではなく「まりや」です(笑)。

当日のステージの説明
ここでは「当日の彼らのステージ」のことを軸に紹介します。
届いた楽曲リストを「どこまで公開していいの?」ということを聴きたくて、彼らの練習スタジオを訪ねてインタビューしてきました。前述のエピソードの数々はその時のものです。僕の(編集長の)趣旨も理解してくれて、これとこれは公開していい、というコメントを貰ったのですが、僕の判断で、概ね控えることにしました。
今のところは出来る限り、曲名ではなく「楽しいヒント」にとどめておくことにします。ヒントと書きましたが、実はこれまでの記事や、映像の中や、以降に予定されているK-Dream原稿の中にも、さかんに登場します。

■1回目のステージ
彼らが最初に登場するのは、パーティーの冒頭です。つまりパーティーは彼らの楽曲からスタートします。定刻に皆さんが揃って会場に入る際の入場曲でもあるのですが、できれば早く座って、ゆっくり楽しんでほしい一曲です。
このオープニングの楽曲は、ギターリフがかっこいい、インストゥルメンタルです。みんなもきっと知っている名曲です。ギターリフ?とか、インストゥルメンタル?とか、ヒント?が意地悪なんですが、分からなければ、これを機会に調べてみませんか?、まぁ予習です(笑)。書いてる僕も調べました。
ちなみに、調べて意味が分かっても、楽曲名が分かるわけではありませんけどね笑。

■2回目のステージ
スタートから1時間ほど経ったころ、2回目のステージが始まります。披露されるのは2曲です。まず1曲目ですが、ある楽曲を「映像で届ける」という趣向です。この映像には、あらためて「彼ら5人を紹介する」という意味もあります。
ハナシは、彼らの高校卒業のときの「最初で最後のコンサート」にさかのぼります。このハナシは「K-Dreamの時間」シリーズの第2回に紹介されたもので、いわば「彼らの原点」のような出来事です。今ではとても大事なエピソードなんですが、残っている資料はごく少ないようです。そんな中に「ある楽曲の音源」が残っていました。観客席のラジカセで録音した「彼らの歌声」が残っていたのです。
今回は、そんな50年近く前の貴重な音源を使って、映像と一緒に届けたいと思います。18歳当時の彼らの歌声を静かに聴いてみて下さい。あの名曲です。
2曲めとして用意しているのはインストゥルメンタル(また出ました笑)のメドレーです。実は「11曲をメドレーで」演奏するのだそうです。11曲?と聞いたときは驚きました。練習が大変なのは間違いありません(笑)。もちろん短くしてつなぐのでしょうが、聴きごたえあるステージになりそうですね。で、曲名ですが、これはトップシークレットでした(笑)。当日のお楽しみです。
とはいえ、そのうちの何曲かは、今後の「K-Dreamの時間」シリーズの記事にヒントのようなハナシが出るはずなので、お見逃しなく。

■3回目のステージ
さて、彼らが3度目の登場をするときは、いよいよパーティーのエンディングです。「人生の扉」を会場の皆さんと共有するのはこの時です。練習の成果を(小声ですが)発揮しましょう(笑)。
みんなが自然に歌うという点では、いつもパーティーのラストに登場する「心の旅」が定番です。いつの間にかA面パーティーの象徴になった楽曲で僕も大好きです。それはそれとして楽しみなんですが、「あいつ」のせいで今年のみんなはマスク姿なので、いつもと違う感じになるかもしれませんね。でも何とか新しい楽しみ方を見つけましょう。
そして、アンコール楽曲のことですが、ここに書くまでもないと思います。みんなの気持ちを伝えましょう。彼らはきっと喜んで応えてくれます。時間が気になってオロオロするのは、いつも実行委員会だけです(笑)。

このシリーズでは、野畑くんが書いてくれる記事と一緒に、しばしば短い動画を紹介しています。その中に彼らの練習風景を紹介している動画があります。そのタイトルには、4月とか5月とかの表記があるんです。これは、彼らの練習風景を撮影しておいて、毎月1回のペースで動画にまとめたものです。まぁ映像班による密着取材、みたいなものかなぁ。
練習風景ですから、映像には彼らの演奏場面つまり楽曲が流れています。つまり、いくつかの楽曲はすでにネタバレしているんです(笑)。とはいえ、それが本番に使われるかどうかは、やっぱりヒミツなんだそうです。

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