K-Dreamの時間「My Favorite Songs」
今回は、再びN畑くんが書いてくれた原稿です。シリーズ8回目の今回は「My Favorite Songs」と題して、いくつかの楽曲の紹介をしてくれました。また、文末にはK-Dreamの密着取材動画の6月バージョン(いつもとちょっと違う構成かな笑)も掲載します。あわせてご覧ください。(以下、野畑くんの原稿です)
あの頃よく聴いていた歌のことについて、A面2022で演奏する予定の曲を中心に思いつくままに綴ってみようと思う。私の個人的な感想なので、思い込みや間違いもあるかもしれないが、その場合はご容赦いただきたい。
■いとしのレイラ
The BEATLES のジョージ・ハリソンの奥さんであるパティ・ボイドに恋してエリック・クラプトンが作った歌。
クラプトンの名曲はいくつもあるが、クラプトン好きなギター小僧なら必ず演奏する一曲。
クラプトンのパティに送ったもう一つの名曲に「ワンダフル・トゥナイト」がある。
たしか、パティ・ボイドは The BEATLES の初主演映画「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」の貨物列車の中での演奏シーンで見ることができる。エリック・クラプトンは後にパティ・ボイドと結婚するが、その結婚式にはジョージ・ハリソンも出席し二人を祝福していて、その後も二人の友情は終生続いた。
■スモーク・オン・ザ・ウオーター
ディープパープルの楽曲。これもギター小僧なら必ず挑戦する一曲。
イントロ部分は結構簡単なので初心者でもできそうと勘違いするのだが、リッチー・ブラックモアの間奏部分のリードギターは結構本格的。歌詞の内容は、王様の「湖上の煙」で日本語訳を聞くことができる。実際は予定していたレコーディングスタジオが火事で焼失してしまったことを歌った曲らしい。
■ボヘミアン・ラプソディ
言わずと知れたクィーンの名曲。
初めて聴いたとき、まるでオペラのようなところやコーラスの多重録音に圧倒され、The BEATLES のアビーロードB面にあるメドレー曲の進化型のように感じた。ギタリストのブライアン・メイが使用するエレキギターは100年以上前の暖炉に使われていたマホガニー材を使った自作である。これをピック代わりの硬貨を使って弾いている。彼は天文学者であることも有名。
■哀愁のヨーロッパ
カルロス・サンタナのインストルメンタル曲。
サンタナのギターの特徴はチョーキングの後ビブラートをかけないこと。彼はビブラートをかけない代わりにその感情を顔で表現するのが有名。サンタナが演ると恰好いいのだが、マネして演るとコミックバンドになってしまうので注意が必要である。私などは我慢できずにどうしてもビブラートをかけたくなってしまう。もちろん顔芸は無理。
■ホテルカリフォルニア
言わずと知れたイーグルスのヒット曲。この「ホテルカリフォルニア」のボーカルはドン・ヘンリーがドラムを叩きながら歌っている。前奏の12弦ギターはチューニングが完璧で、まるで6弦ギターのよう。ドン・フェルダーとジョー・ウォルシュが紡ぐ間奏のツインリードも美しい曲である。
この曲は20年くらい前に米原バンドで演奏していた。今回2022A面で演奏するべく改めて練習しているところである。
ここに挙げた曲の他にもバンドでは色々と演奏してきた。バンドを演ってると言うと「どんな曲を演ってるんですか?」とよく聞かれる。その時は「歌謡曲からハードロックまで何でもあり」と答えることにしている。
実際、チューリップやオフコース、ビートルズはもちろん、ケミストリーやレミオロメンなんかも演奏していた。以前は若い女の子を入れて中森明菜や矢井田瞳なんかも演っていたことがある。その時はバンドメンバーであるおじさん達の出席率は高かったなぁ。
でも、結局、中学、高校、大学の頃に聞いていた懐かしい曲に戻ってくるんだよねぇ。
N畑準(K-Dream)
■がんばれK-Dream(6月の練習風景)