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2022年12月24日

もうひとつのA面同窓会

A面2022番外編3
みんなが期待していたこと
当日の受付で配布されたアンケートには「今日のA面に期待していることは?」という設問があります。記入するのは、まだ開会前の段階ですから、文字通り「期待していること」を聞きたかったのです。
一般的には、高校時代の昔話や思い出話が多いだろうと思われていますが、圧倒的に多いのは「友人との再会」そして「みんなの近況」です。同窓会がめったに開かれないのなら、昔の思い出話に花が咲くのでしょうが、4年に1度とはいえ27期の同窓会はもう8回目を迎えましたから、昔ではなく現在、つまり「今の自分や今の同級生」のことが一番、ということだと思います。
4年前のアンケートがそうであるように、アンケートは「その時点」を切り取ったものですから、今回はコロナ渦の影響を大きく受けているのは間違いありません。とはいえ、今回のアンケートは、これから4年間(まぁ未来ですね)のA面B面それぞれの同窓会のために使っていきます。
個人的なことですが、運営側の僕は、アンケートのこんな結果を見たり、会場で同級生の元気な笑顔をみると、もっと頑張らないとなぁ、などといつも思います。あと何年、こんなことができるのかなぁ、とも考えるようになりました笑。

ふたつの同窓会
4年に一度のA面の当日、会場では、実は「ふたつの同窓会」が同時進行しています。ひとつは、参加する側(参加者の皆さん)の同窓会、そしてもうひとつは「運営する側」にとっての同窓会です。
参加する側は「友人との再会」や「近況」を交歓し、食事時間や用意されたプログラムを楽しみます。運営する側は、そんなみんなが楽しめるように、準備してきたことを、当日に向けてぎゅっと圧縮して(まぁジャンプするようにひざを曲げて)、このときに全力で披露していきます。
運営する側には、実行委員会の5人、クラス幹事の皆さん、そしてK-Dreamの5人、映像担当のK中くん、常任幹事の2人がいます。ともに当日の「ある1日」を迎えるために、時間や回数をかけて、ひたすら準備を繰り返します。A面にまつわる最後の記事として、今回はそんな「運営する側の同窓会」のことを書いておきたいと思います。
■運営スタッフ(スライドアルバム9枚)

同級生たちが、ある場所に集まって、いろんな話をする、という点で言えば、このスタッフたちの検討会や会合や、担当ごとの打ち合わせも「ある種の同窓会」のようなところがあります。会合を例にすると(議事録によれば)実行委員会は20回(毎月1~2回)、クラス幹事会は7回(毎月1回ほど)の事前討議や情報交換をしてきました。初回の会合などは、久々の再会ですから延々と会話に花が咲きます。まぁ毎回の会議直前のコーヒータイムも、そんな光景が多かったかなぁ。
ちなみにK-Dreamの練習は「毎週」ですし、映像には撮影と編集に膨大な手数が必要です。まぁ公式サイトもそんな感じです。そういえば常任幹事2人の月イチの打合せは、もう10年以上続いています笑。まぁ立場や役割ごとに違いがあるのですが、同級生を楽しませるために「手間と苦労」が必要なこと、そしてそれはやがて自分の「充実感とか責任感」になっていきます。だから終了直後は、猛烈な達成感と同窓会ロスを味わいます笑。やっぱり、これは「もうひとつのA面同窓会」なのです。
■実行委員会(スライドアルバム4枚)

一人ひとりの同窓会
同窓会を大事にする、そんなことを言葉だけでなく「やってくれる」同級生がたくさんいます。Aさんは、急きょアンケートの集計を手伝ってくれました。コースの食事の合間を縫うように細かな時間を見つけて、断続的に進める地味な作業です。Bさんは率先して写真や動画を撮って、ここぞというタイミングで、公式LINEにアップを繰り返してくれました。Cさんは、2次会の準備でバタついている僕を見かねて、突然、受付を引き受けてくれました。
夏の開催が秋に変更になり、その結果、大事な行事と重なってA面参加を断念したクラス幹事のDさん。彼のようなケースは他のクラス幹事さんにもありました。しかしみんな、クラス幹事として同級生との連絡窓口を責任をもって続けてくれました。そんなDさんは、A面の当日、もうすぐ受付が始まる頃になって、ひょっこりロビーにやってきました。自分のクラスの参加者に声をかけに来たのだそうです。そしてギリギリの時刻までいて、会場を後にしました。クラス幹事さんのEさんも同様に当日の参加を断念する理由がありました。ところが、この日の夜の2次会がお開きになるころ、彼女もまた、みんなの顔が見たいからと、2次会会場にやってきてくれました。みんなすごいよ、ありがとう。
■クラス幹事さん(スライドアルバム7枚)

ここに書いたのは、たまたまクラス幹事さんばかりです。クラス幹事というオシゴトへの責任感のように見えるかもしれませんが、一人ひとりの中に、同窓会への特別な気持ちがあるのだと思います。
夏の断念のとき、気落ちしている僕たちへの感謝と激励のメールやメッセージを寄せてくれたたくさんの方たち。秋のA面の直前の激励メール。本番が終わった直後の感謝とねぎらいのメッセージ。そんなたくさんのエールをもらいました。特に驚いたのは、出席できなかった方からのお便りでした。どれも嬉しくて心から感謝しています。スタッフを代表してお礼を申し上げます。

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