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2023年01月28日

こんな「酒の会」は他にないかな

日本酒を楽しむ会の報告レポート
3年ぶりのこの会(第4回)は、参加者たちの協力のもと無事終了しました。皆さんありがとう。まぁ久しぶりのB面企画なので、進行役の僕はちょっとぎこちない感じでしたね。
世の中の「利き酒会」とは全然違う、27期だけのスタイルです。こんな会は世の中にないので、とても楽しいひとときでした。この会は27期のいわゆる「小さな同窓会」なので、これからも大事にしていきたいと思っています。
ちなみに、これはある種の「飲み会」ですから、仕組みの上ではアルコール量も多くなるので、同級生たちのいつもと違う表情に出会う楽しさもあります。とはいえ、酒飲みの酔っ払い風景をここに書くわけではありませんし、そんなアップ写真をお届けすることもありません笑。

日本酒の最新トレンドを感じよう
冒頭の利き酒タイムは、用意した「日本酒10種類のリスト」を使って、今回のテーマとか、注目してほしいポイントなどを解説することからスタートしました。テーマは「日本酒の最新トレンド」です。8種類の酒瓶を順に回しながら、自分のグラスに少量づつ注いでいきます。利いていく順番は、ある意味とても大事なので、前半の4種は「やや軽め」のものを、後半の4種は「飲みごたえ」のあるやつを、と配慮しました。まぁグラスに注いで、間違えないように並べるだけでもひと苦労ですが、楽しい時間です。
参加者にはスコアカードを書いてもらい(まぁ人気投票です)途中で集計することにしました。今回の人気ベストスリーは、以下の通りです。
第1位は、やはり人気の「作(ざく)新酒純米大吟醸2022BY」
第2位は、僅差で「手取川 吉田蔵u 石川門」
そして同点2位で「田光 初しぼり純米吟醸 無濾過生酒」
上位の酒がどれも僅差だったのは、どうやら評価が結構ばらついたからだと思います。この日に飲んだ8種類の酒には最新の「日本酒のトレンド」が詰まっているのですが、飲んでしまえば、どれも同じということかもしれませんね笑。
■スライドアルバム5枚(タップして右へ)

テーブルには「日本酒とのペアリング」を参加者に考えてもらうようにと、少し工夫された「おつまみ6種」も用意してもらって、利き酒と一緒に、逸品つまみを味わう趣向です。地元の素材と伝統食品、発酵や熟成、旨味と香り、様々な分野の職人たちの「技」を楽しむ、そんな狙いのような気がします。そんな料理を口にしながら、ペアリング相手の日本酒を探すのは楽しいものです。
「今さらだけど聞いてもいい?」というような疑問は誰にでもあります。そんな日本酒に関するQ&Aを楽しんでもらおうと「酒の師匠」の参加を予定していたのですが、急きょ欠席となってしまい、O島がピンチヒッターを務めました。まぁ役不足でしたが頑張りました笑。
利き酒タイムが終われば、みんなで好き勝手に「日本酒と遊ぶ」時間です。部屋に用意された「おでん鍋」から好きな具を選んで頬張り、残った酒を自由に楽しみます。冷やも燗酒もありで、好みの温度を試します。まぁそれが27期の楽しみ方ということですね。ラインナップは、原酒や生酒の、いわゆる「なまなま」ばかりなので、あえて燗酒(ぬる燗あたり)にすると隠れていた個性が強く出たりしました。やっぱり実験は面白かったですね。
■スライドアルバム5枚(タップして右へ)

会の終盤になると(いつものことですが)次回はどうするの?、というハナシになります笑。まだアイデア段階ですが、この「酒の会」については、少し時期を早めて「夏の酒を楽しむ会」を構想中です。今までなら秋の企画として「ひやおろし」をテーマにやってきましたが、もはや一般化して、誰でもどこでも飲めるようになりましたから、27期の会としては扱わなくてもいいかもなぁ、などと考えています。
最近の蔵元の夏酒はとても面白いです。また、参加する仲間たちからは(以前から)ワインやスパークリング、そして人気沸騰のクラフトビールなどもどうかと意見をいただくので、日本酒(夏の限定酒)とのコラボとか、あれこれアイデアを練っているところです。まぁ「醸造酒」つながりですかね笑。
ちなみに、恒例の「仲間とのお花見」という4月の小さな同窓会(アチコチで自由にやるやつ)は今年もお勧めしますし、その際に、桜と日本酒ってのも悪くないなぁ、などと思ったりします。去年の僕たちは日本酒の品揃えで有名な「大藪」という蕎麦屋さんで「花見の夜の宴」をやりました。十四代、而今(じこん)、獺祭、飛露喜など多彩に飲めるので「ブランド日本酒好き」の同級生にはピッタリの店です。楽しみにしていながら今回参加できなかった仲間が何人かいるので、そんな人たちにぜひお勧めします。
蕎麦処「大藪」ooyabu.jp

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