氷見の旨いもんとワインを楽しむ会(報告)
男の料理はホビーだ、と一人つぶやいた
第2回大人のドライブ「氷見編」は無事終了した。17時に金沢着、そしていったん解散し、19時に「みきやん」を会場に再度集合して「氷見で魚介を買って料理を作ろう」という企画だ。今回のお題は「アクアパッツァをみんなで作ろう」ということにした。氷見番屋街の魚ストリートは心配した通り、漁ができずに魚がない状態で選択肢は少なかったが、なんとか天然鯛と大型のカサゴを買うことができた。使う調味料やスパイスやハーブは、言い出しっぺの編集長が自宅からかき集めて持参した。みきやんからフライパンとカセットコンロを借り、2階のテーブルを仮設のキッチンにして男の料理が始まった。まるでキャンプの調理だ。換気扇代わりに扇風機を出してくれたY子ちゃん、ナイスアイデアでした。手伝ってくれたM輪ちゃん、ありがとう。若い頃の愛読書、椎名誠の「あやしい探検隊」シリーズで彼が言っていた。「とにかく素材が良ければ、大量の酒をぶち込めば、たいがい旨くなる」・・・僕は、このテキトーな教えを忠実に今も守っている(笑)。大量のトマトやオリーブオイルも同様だ。こんな浅知恵も回数を重ねるとテクニックになって、「だし」の旨味を使ったり、スパイスやハーブも使いこなせるようになる。特にイタリアンは「マンマの手料理」がベースだから、トマトとオリーブオイルと少しの愛情があれば美味しくなる。長々と前置きしてしまったが、肝心の出来栄えは・・・参加者の個人の感想にゆだねることにしたい。料理用に買った安ものワインを隠れて飲みながら料理していた僕は、食べる頃には、ほろ酔いでおなか一杯だったから。
仕事の事情でドライブに参加できなった、もう一人のリーダーO野くんも合流し、みきやんにケーキを渡して、バースデイソングでお祝いした。料理は、アクアパッツァ2種の後、タコの山盛りアヒージョ、色々きのこのワイン蒸しと続き、大和で買ってきたバゲットとチーズでセイズファームのワインを楽しんだ。そして、ビール&焼酎のいつものスタイルに移っていった。寿司屋で無視されたGさんの「スズキとオコゼ」に2人の賛同者が現れ、さらに「サライス・マーナー」?が登場し、「奥田先生」が出てきて、横ではM野くんが「ジン・キニスキー」と叫び、O野くんが「バーンガニア」と応えていた・・・・そんなディープでマイナーな話題がどんどん暴走していった。そのどれにも記憶のない僕は僕で「男の料理はホビーだ」とつぶやいていた。冬の道路事情を考慮して、次回のドライブは3月後半からと同意され、候補地としては、前回からの候補地「高山」以外にも、「クラブハリエと近江牛で滋賀へ」とか「ディープな富山の一日」「新潟のカーブドッチ」なども加わって、目移りしそうだ。まあ春までの間にいくつかの候補企画を立てたいと思う。こんな「みきやんでの料理」も楽しい企画になるかもしれない。