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2026年01月03日

自分の人生は何色なのか

新しい1年がやってきた。古希という実感は全くないのだが、今年で70歳という大きな節目を迎えることは確かだ。

四季にはそれぞれ「色」があるらしい。春は青、夏は赤・・・よく聞く「青春、朱夏、白秋、玄冬」というやつのことだ。とはいえ、ここで陰陽や五行説のような難しい話をしたい訳ではない。
1年には春夏秋冬の四季があるように、人の一生にも「人生の四季」があるのだそうだ。とすると、そこに「色」があるというハナシだ。
人生を色で表現してみろと言われたら、バラ色とか灰色くらいしか思い浮かばないが、冷静に振り返ってみれば、もっと多彩な色のイメージが出てくるのかもしれない。

たしかに青春時代は(ベタだけど)青っぽい。社会人として全力疾走していた頃は、やっぱり情熱の赤とか、血気盛んな赤色ってことになってしまう。
でもこれは、何となく「刷り込まれた常識」みたいなことで、人にはそれぞれの色があったのだと思う。ちなみにあのF井風くんは青春病という楽曲に「どどめ色」というフレーズを使っていた。どどめ色ねぇ、なるほど。
フクザツな若者の時代を、ひとつの色で、などと無理に決めつけるつもりはないのだが、僕の場合は湿っていて、くすんでいたことは間違いないかな笑。

典型的な会社人間(働きマン)だった時期は、たぶん原色だ。中間色はなんとなくどっちつかずな気がして、無理して自分の色を出し、ハッキリ見せていた気がする。とにかく突っ張っていたんだね。
肩から力が抜けたのは、おそらく還暦の頃かもしれない。それが秋なら、自然界が見せるありのままの色彩ってことかなぁ、まぁ今ではそれが一番好きな色なのかもしれないな。
とおに現役を卒業した今の僕たちは、たぶん晩秋か初冬といった頃なのだと思う。いろいろあった色が薄まり、抜け落ちでいく感覚に似ている。そして、この先に待ってるのが本格的な冬だから、ちょっと切ない。
冬色のことは分からないが、白がどんどん黒っぽくなるってことなのかな。グレーのグラデーションの期間?、そう書くとなんか悲しくなってくるね笑。

長寿祝いには「色」があるらしい。有名なところでは「還暦の赤」かな。僕は、鮮やかな赤色は好きだが、あの赤いちゃんちゃんこからは逃げてたと思う。
そして古希の色は「紫」なのだそうだ。たまたま偶然だが最近お気に入りの色で、そんなセーターを好んで着たりしている。
日本古来の伝統色でいえば、桔梗紫(ききょうむらさき)とか菖蒲色(あやめいろ)がいい感じに思える。まぁ歳とったんだね笑。

さて、古希を迎える今年も、できれば元気に旅に出たいと思う。3月のB面軽井沢旅もそんなひとつだ。
雪解けが始まる時期だから。川面の景色がきれいだったらいいなぁ。まぁ、そんな小さな旅の途中で、春の息吹を見つけたり、好きな色を探してみるのも悪くないかな。

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