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2018年08月31日

散歩の途中で「ゴルフコースの中のコテージ」

朝早く目が覚めたとき、窓の外に緑があると、とても嬉しい気分になる。コーヒーもそこそこに敷地内の散歩に出かけた。軽井沢の南口の一帯はプリンスホテルのエリアだ。プリンスHウエスト(旧西館)のコテージエリアの朝は芝生が続き新緑の木々がとてもきれいだった。

敷地内にゴルフ場があるので、コテージの前に道を、スタートホールに向かう電動カートが、すいすい走り、散歩の僕を追い抜いていく。記憶が正しければ、このゴルフ場は初心者も楽しめるハーフコースで、そのためかカートには若いカップルが乗っていた。池の向こう側では、ちょうど、グリーンキーパーがカップを切っていた。そんな朝の珍しい光景も軽井沢らしい感じがする。きっと初心者のボールがコテージまで転がってくることもあるのだろうな。散歩の折り返し地点にあるのはザ・プリンス軽井沢(旧南館)、グループの中では最高級ブランドだ。宿泊したウエスト(旧・西館)と同じ敷地の中に、プリンスホテルがいくつもあるので、ややこしい。まあそれくらい敷地が広いということだ。敷地内なのに、片道15分ほどかかる距離なので、そこそこの運動になる。おなかが減っていたためか、朝食はとても美味しかった。

ベテランシェフが一人一人に、目の前でオムレツ焼いてくれるのだが、声をかけて軽く会話を楽しんだ。「特別に」といって作ってくれたのは、野沢菜のオムレツだった。信州の野菜のおいしさや、食文化の一端を話しながら、見事な手さばきで仕上げてくれた。これが旨かった、絶品だ。帰りがけに、僕を見つけて歩み寄ってくれたシェフに「美味しかった」と伝えると、お礼とともに手をあげて軽くウインクしてくれた(笑)。プリンスのシェフはダンディーだ。あっ、まさか、あっちの組合の人?。

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