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2023年03月17日

高架下グルメのはしごも楽しい

神戸企画の情報第3回
おすすめグルメの店一覧も
神戸グルメの体験記の後編だ。今回は僕の下見旅の2日目のことを書いておきたい。まぁ食べ物の話ばかりだ。文末には「神戸の通がおすすめする神戸グルメの店一覧」も用意してある。大人の修学旅行「神戸編」に参加する人には、フリータイムの参考にしてほしいし、いずれ「神戸へ行きたい」と思う同級生にも、かならず参考になると思う。

使ったホテルは、三宮(三ノ宮)駅直結の商業施設「EKIZO神戸三宮」の高層階にあった。このEKIZO(エキゾ)は一昨年の春にオープンしたばかりの「食の注目スポット」だ。
この施設は阪急の駅舎と一体になっていて、いわゆる線路の「高架下」に、たくさんの飲食施設が軒を連ねて入居した面白い構成になっている。北側は石畳街路やオープンテラスのおしゃれな街並みとなっていて、南側はレトロで混沌とした日本の横丁を思わせる造りとなっている。新しい店と一緒に、古い「昭和香る飲食店」が同居しているのだ。
地元民ではないから説明が難しいのだが、とにかく新旧の飲食店が狭い路地をはさんで両方にあるから、レトロとモダンが両方楽しめる。前回書いたイタリアン「ニシオカ」も、ここの古い区画にある。簡単に言えば、古い方の町中華でギョーザで1杯ってのもできるし、その向かいの洒落たビストロでグラスワインを楽しむこともできる。気軽な食事はもちろんだが、夜のはしご酒は楽しいし、気楽な昼酒スポットでもある笑。
ちなみにEKIZOのキャッチフレーズは「飲むゾ、食べるゾ、なんかいいゾ、EKIZO(エキゾ)」というらしい笑。なるほどそんな感じだ。ちなみにホテルの最上階28階には眺望をウリにするカフェレストラン「望海山(のぞみやま)」も入居している。
そういえば駅舎の地下には阪急オアシスもある。B面の京都大阪編のとき、大阪駅のスーパーの最新総菜売場で、みんなとワインや生ハムや握り寿司を楽しんだことがある(みんな覚えてるかなぁ)。あの面白い店が(サイズは小さいが)三宮駅にもあるのだ笑。
ここは「EKIZO神戸三宮」で検索。ただし古い高架下の店は出てこない。古い区画は別の商店街なのだ。
●高架下グルメのあれこれ5枚(タップして右へ)

三宮駅前での朝ごはん
2日目の朝、酔っぱらって爆睡したわりには早めに目が覚めた。さっそくカーテンを開けてみたが外はあいにくの雨だった。日頃の行いを反省するしかない。21階からの景色は、想像では晴天だったんだけどなぁ。
旅先の朝めしは、やっぱり大事だ。さっそくホテルの真ん前の「にしむら珈琲阪急前店」へ向かった。せっかくの神戸だから、喫茶店での神戸珈琲だと決めてあった。ここは昨日(北野坂)と同じ系列だが、雰囲気は全く違ってカジュアルなカフェで、席数も多い。2種類のオープンサンドとフルーツサラダとか、昭和生まれのシニアには何かと懐かしい朝食メニューだった。高架下にはオープンテラスのしゃれた店もあって、今っぽい朝食もやってるようだ。みんなも朝ごはん、ちゃんと食べるのかなぁ?。
2日目は、朝から目一杯歩いた笑。ベイエリア(の一部)や、元町や南京町(いわゆる中華街)、そして昼ごはんをはさんで、お土産スポット探しだ。そんな「散策ルート」は、おすすめスポットと一緒に、次回あたりで詳しく書こうと思う。

本格中華はやはり美味しい
おすすめしてもらった店のメモには路地裏の中華と書いてあった。がぜん興味を持ったのだが、ディナーに何軒も行けるわけではなかったから、翌日のランチ用にとっておいた笑。昼営業していたのだ。さっき歩いた南京町もそうだが、神戸には、たぶん数えきれないほどの中華料理店があるはずで、そんな中から神戸の通(つう)が選んでくれたお店だ。この神戸中華の名店「施家菜(シーカサイ)」は、南京町ではなくハンター坂にあった。近くの北野坂とは全く違って、小さくてきれいな裏通りの坂道だ。
Googleマップが示した場所は小さなビルで、その左に老酒のカメが通路の奥へとたくさん並んでいて(つまり路地なのだ)、その突き当りにエレベーターがあった。予約した目的地はその4階にあった(2階にも部屋があるらしい)。フツーの人が想像する中華の内装ではなく、白いクロスがかかった四角テーブルが並ぶ、明るくておしゃれなレストラン風だ。しかしカウンターキッチンには中華ハムや中国酒の瓶が並び、キッチンから聞こえてくるのは日本語ではない。そして大きな水槽に活魚がたくさん泳いでいる笑。

メニューは本格的だった。ホントは4人くらいで行って旨そうなメニューをアラカルトで楽しむ方がいいに決まっているのだが、いろいろ考えて、ランチのコースを試してみることにした。2種類のコースをとってシェアすることにしたのだ。
6種類の前菜はいきなり秀逸だった。特にイベリコの焼き豚が旨くて思わずビールを注文してしまった。美味しいスープや3種類の点心の「謎解き」も楽しかった。選んだメインは水槽にいた活魚(黒鯛)の蒸し料理で、トウチのソースが絶品だった。これが旨いのだ。本格的な上海まぜ麵の後、デザートの1品目はマンゴー杏仁、お茶をはさんで、2品目の蒸し饅頭はカスタードだった。さすが本場の神戸だ。伝統だけではく、時代性もあって楽しい。なかなかやるなぁ、と感心していた。
詳しい情報は「施家菜 三宮」で検索。食べログをおすすめする。見るとわかるが、夜はもっといい感じだ笑。やはり、みんなで一緒に神戸の夜を楽しむなら、こんな本格中華が一番いいかもしれない。夜の集合場所には、できる限り「ちゃんとした店」を選びたい。せっかくの神戸だから美味しいものを食べてほしい。
●施家菜のランチメニュー8枚(タップして右へ)

神戸グルメのおさらい一覧
神戸をよく知る仲間から教えてもらった「おすすめ神戸グルメ」の店を一覧にして書いておきたい。今回の僕の体験記(前編後編)の店は概ねこの中にある。さらに僕が探した「O島くん的な店」も付け加えた。
今回の神戸企画のテーマのひとつは「神戸グルメ」だから、僕は「美味しい店」をリクエストした。だから神戸通の仲間からすれば、27期のみんなに「ぜひ行ってほしい神戸」の店がリストされている。じっくり調べたら、どれも名店や人気店ばかりだった。だから使った僕は、どの店も大満足だったし、中には一発で気に入った店もある笑。
一方で、当然だが美味しいグルメには適正価格ってやつある。金沢も同じだが、神戸を代表する店ばかりだから、夜の料理は高めになる。それは承知してほしい。もちろん夜に比べればランチは使いやすい価格だ。僕のレポートに「検索してね」とか「食べログ」がおすすめ、と書いてあるのは、そこに「予算の目安」ってやつがあるからだ。まぁ掲載する店側は「安め」に書くから、1~2割は上だと思えばいい。
さらに最近は、いろんな要因で売価は上昇中だ。まぁそれは金沢も同じだな笑。ちなみに食べログには「評価点」も表記されている。あんまり参考にしなくていいのだが、このリストの店(通のおすすめ店)は、どれも高得点ばかりだった。だから味はお墨付きと言っていい。

まずは「本格中華」なら・・・
●施家菜(シーカサイ)/●新愛園(シンアイエン)/●海松(カイショー)/
そして「神戸ビーフ」なら・・・
●みやす神戸/●雪月風花北野坂/●大井肉店本店/●神戸菊水すてーき屋/
やっぱり「和食」なら・・・
●和食や芦田/●やす田/
おすすめ「イタリアン」なら・・・
●オビオビ(炭火イタリアン)/●ニシオカ(カジュアルイタリアン)/
神戸洋食なら・・・
●欧風料理もん/●グリル一平三宮店/
お手軽な地元グルメ・・・
●カレー蕎麦の「信そば長野屋」/●高架下の町中華「眠眠」/●行列の神戸牛丼「広重」/
2次会3次会に似合いそうな・・・
●ジャズバー「ソネ」/●眺望が自慢の「望海山」/●伝説のBAR「神戸サンボア」/
神戸を感じるカフェ・・・
●北野坂にしむら珈琲店/●にしむら珈琲店中山手本店/●スターバックス神戸北野異人館店/●スターバックス神戸メリケンパーク店/
まぁ神戸にはたくさんの喫茶店があるのだが、このスタバ2店は人気の観光地として有名なのでリストに入れることにした。

神戸企画の概要
●タイトルは大人の修学旅行「神戸編」
●日程は、2023年5月13日(土)~14日(日)
●現地集合、現地解散、ホテルも電車も参加者個人で
●推奨ルートやおすすめスポットを多彩に提案
●それぞれ自由に楽しんで夜だけ全員集合
●集合場所は、夜の1次会会場のみ(後日詳細)

●幹事は0815金沢駅発サンダーバード12号に乗る予定(JR三ノ宮には1136着予定)、宿泊ホテルは「レムプラス神戸三宮」(これは決定)
●夜の会場は、ほぼ内定した(苦労した笑)。日帰り組を考慮して、早めに開始するから、帰路には問題なし。安心しててね。確定したら発表します。

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