春のさくら散歩・金沢2026
晴れた日の桜が見たい
桜の開花ニュースが流れた頃だ。休みの日に兼六園でも行ってこようか、もちろん晴れた日がいい、そう思っていた。で、ふと朝刊の天気予報に目をやったのだが、予報は曇りや雨ばかりで、スケジュールに合致しそうな日は、たった1日しかなかった。でも予定が1件入っていた。
現役の頃とは違ってスケジュールにはポツポツ空白が多い日々だが、老人というのは病院とか人と会うとか、そんな些細な予定を入れてしまうものなのだ笑。
この日に入っていた予定は動かせなかったから、ちゃんと済ませて(時間は短縮したけど笑)その足で兼六園へ向かった。僕たち老夫婦は観光客ごっこと称して、しばしば金沢を散策するのだが、兼六園の桜は3年ぶりのことだった。
向かう途中には、桜坂とか犀川べりとかの桜スポットもあるから、ホントは寄り道したいところだが、そうもいかない。今日は車窓から見るしかなさそうだった。
▼本多の森の散歩アルバム8枚
桜もそうだが、実は行きたい(見たい)場所があった。それは本多町の某テレビ局の裏にある「池」だ。
現在の建物の跡地に富裕層向けのホテルを誘致することになっているらしい。富裕層向けなどという表現そのものが古臭いとは思うのだが、そんなホテルの必要性はずいぶん前からささやかれていた。
この池を含めた庭が、ウリのひとつになるらしい。池かぁ、この界隈は金沢散歩のたびに歩いているのだが、とんと記憶になかった。
ということで、広坂に車を停め、21世紀美術館から某テレビ局の裏へと散歩を始めた。まぁ、いつものルートだ。広坂の桜も、21美の桜(知事公舎側の遊歩道)も見事に咲いていた。で、見つけた「池」だが暗くて地味な一角だった笑。
後から知ったことだが、それはただの池ではなく「松風閣」という名称で、兼六園作庭の参考にされたという由緒ある庭園らしい(池の名前も霞が池)。まぁここも「本多の森公園」の一部なのかな。それならば再整備した方がいいかもね(おせっかいだけど)。
▲▼兼六園のアルバム9枚
鈴木大拙館から、あの断崖の急階段(美術の小径)を登って県立美術館の裏手に出た。ここは美術館だらけのゾーンだ。そもそも本多の森公園というのは、広大な旧本多家の屋敷エリアの跡地だ。断崖の上、つまり小立野側には上屋敷(本家の屋敷)、崖の下が下屋敷(家来の屋敷)だったらしい。
とはいえ、今日は歴史散歩じゃないし、アート散歩でもない。夫婦でのんびり桜を見に来ただけだ。ということで、金沢霊沢の横の「随身坂口」から兼六園に入った(こんな名前の入り口もあるんだね)。
兼六園はこの日に満開を迎えたらしく混雑していた。観光客も多かったと思う。でも、園内のソメイヨシノには迫力がなくて、ちょっと拍子抜けしてしまった。桜の木々も高齢者なのかなぁ笑。
いわゆる撮影スポットとして人気の「花見橋」とか「山崎山」、卯辰山を見通せる「眺望台」へと歩いたが、気分は「もういいかな」となって、寄観亭の横の「桜ヶ岡口」から出ることにした。出口の階段を降りれば「上(かみ)坂」だ(近くに下坂もある)。それを左折すれば「石川門」ってことになる。
ちなみにこの通りには人がいない。昔ながらの喫茶店(エリーと白鳥)が元気に営業していたから、立ち寄るのも楽しいかもしれないなぁ(まぁこんな世代の意見だけど)。
▲▼金沢城公園のアルバム7枚
やっぱり桜の時期の石川門は一番人気の撮影スポットだ。人も一番多いし、誰もが熱心にスマホを向けていた。たしかに右も左も、どこへカメラを向けても絵になるのは間違いないかな。
一の門、二の門の桝形を抜けると「三の丸広場」が広がる。あんまり桜の木は多くないのだが、正面の「五十間長屋」の右手に「菱櫓(ひしやぐら)」があって、そこに立派な桜並木が続いている。もちろん満開できれいだった。ここで何枚か写真に収めて、Uターンした。
再び石川橋をわたり「紺屋坂」をおりて兼六園下へ向かった。ここから石川橋の下(白鳥路側)を抜け、「いもり堀」そして「しいのき迎賓館」「四校記念館」へと歩いて、今日のさくら散歩は終了だ。
▲▼帰り道のアルバム6枚
ちなみに石川門の下にある「沈床園」では、ブルーシートを広げている人たちがいた。夜のお花見の準備?、ここで酒盛りやってもいいのかなぁ。夜の景色は最高なんだろうけど。
いまさらのハナシだが、あのテニスコートは、いつのまにかきれいな水堀(いもり堀)に変身していた。整備工事はアチコチでやっているから、どれが何だか分からないままだ笑。そういえば城内で大きな工事シートが見えた。例の「二の丸御殿」ってやつだろうか。
けっこう歩いた気がしていたが、実際には9000歩くらいだ。いつもの散歩とは違って街なかのスポット巡りはやっぱり面白い。
下の写真は、最後に食べたイチゴのプリンパフェ。ようするに今日のご褒美ってことだ。散歩で消費したカロリーはこれでチャラだけど笑。










