toggle
2020年04月10日

タイヤ交換、車検、リコール、定期点検

田舎に住む家族にとって、クルマは大事なインフラだ。それぞれの生活や仕事のために複数のクルマを持つことになる。わが家は二人暮らしだから2台ある。娘が福井にいた頃には、ときどき帰ってくるからと、前庭の木を切って、3台目の駐車場を作ったりした。隣の家には4台停まっているし、お向かいさんも4台ある。どこの家庭も家族の成長とともに、庭の面積が減って、車の数が増える(笑)。季節が春めいてくる週末の晴れた日は、あっちでもこっちでもタイヤ交換が始まる。ある意味で春の風景だ。

わが家の場合、僕の仕事の関係があるので、同じところからクルマを買う。先方は、いわゆる自動車販売業だ。だから、クルマのことで困ったことはない。買い替えの時も希望を言えば探してくれるし、価格交渉までしてくれる。もちろん調子が悪いときは、いつでも相談に乗ってくれる。毎週、仕事で訪問するから、その仕事をしている3~4時間の間に、車検も、タイヤ交換もやってくれる。もちろん修理も消耗品の交換も、毎回の仕事の時間内に終わる。日頃から整備しておけば車検も簡単に終わるのだ。タイヤ交換を頼むのは手抜きではなく、そのタイミングで気になる箇所を点検してもらったりするからだ。まぁ年2回の健康診断みたいなものかな。もちろんタイヤ交換は有料だが便利で楽ちんだ。おかげで、腰を痛めることはなくなったし、代車を借りることもない。

今年の3月、あることに気づいた。わが家の2台の車が、同じ3月に、2台一緒に車検を迎えるのだ(笑)。1台は、以前に故障のタイミングで買い替えたのが3月。もう一台は、あの大雪の時に苦労したからと、四駆に買い替えようと探してもらい、ようやく見つけて納車したのが3月だった。その1台を新車にしたから、いつのまにか車検のサイクルが一致してしまったのだ。出費が重なるのは痛いが仕方ない(笑)。という訳で、今年の3月は週をずらして、2台の車検とタイヤ交換をすることにしていた。そして予約を頼んだ時、さらに面倒な事態が判明した。

まず、先の1台はリコール対象車だったのだ。だからメーカー側に預けて、週末をはさんで、などなど4~5日かかるという。いつもなら数時間で終わるのに、今回は仕方がない。だから珍しく「代車」を借りることになった。メーカーからのレンタカーだった。車種は新型プリウス。リコールだから「満タン返し」は必要ないらしい。でもプリウスならどうでもいいことかな(笑)。
さらに、翌週のもう1台は、初めての車検なので点検整備、オイル交換、関連消耗品の無料交換などのサービス付きらしい。無料でラッキーと思ったが、これもメーカー側に数日預ける必要がある。なので、再び代車を借りることになった。こっちはメーカーの新車で、預けた僕のクルマと同じ車種が用意されていた。最近のメーカーさんはサービス満点なんだな。おかげで、富山までの高速ドライブなども代車で楽しむことにした。結局、2週間にわたって「代車生活」を送ることになり、ささやかだが、クルマ好きの僕としては、十分に刺激的な毎日だった。世の中は自粛ムードで気分も沈みがちな毎日だったから、ちょっとした気分転換というところだ。

Other information