2017年06月25日
青春のかけら「酒と泪と男と女」
第1回クラス幹事会と懇親会が行われた後、2次会に男女7人で片町の「倫敦屋酒場(ろんどんやバー)」へ行った。めったに片町に出没しないのため、随分久しぶりのバータイムになった。
71歳現役マスターのいつものジョークで迎えられ、奥のテーブル席を囲むことになった。マスターとは40年ほどの付き合いになる。現在の倫敦屋は様々なシングルモルトが豊富に品ぞろえされている店としても有名だ。
「私はアイランドモルトにする」とクールに言ってのけるAさんもかっこよかったが、今まで飲んだことないの、とストレートでオーダーし「美味しいね」と笑顔でつぶやいたBさんも、僕はかっこいいと思った。やはり女性はすごいな。
伝説のジントニックやショートカクテルが進むうちに、ついつい昔話に花が咲いた。広坂のどさん子ラーメンは、昼のバイト代金が即金でもらえた。当時の時間給は400円ほどだったろうか。もらった千円札を握りしめて、まだ明るいうちから片町の秋吉へ向かった。わずか千円札1枚で楽しく飲めたものだ。(いわゆるセンベロだった)「アカ10シロ10カツ10ね?」という福井弁と喧騒がよみがえってくる。チューダーエルで飲んだ後の大喜?のラーメンはなぜか旨かったものだ。
倫敦屋ではスコッチやバーボンを競って覚えていた。飲んで語って喉を潰した。倫敦屋のカウンターには、シゴトの愚痴や、失恋の泪が染みついているような気がする。男女7人の2次会は、いつのまにか青春のカケラの思い出話になっていた。
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