編集後記2023の総集編
2023年公式サイトまとめ後編
公式サイトの「編集後記」には、編集人の僕の1年が詰まっている。とはいえ、どれも大したことのない雑談ばかりだ。まぁ27期の読者にとっては、一人の同級生の横顔に過ぎないのだが、読めばどこかに、ちょっとした共通項があるのではないかと思う。
たとえば今年は、旅に出た回数が急に増えた。おそらくコロナ自粛の反動だ。それは同級生も同じだと思う(公式LINEにみんなの旅が頻繁に出ていたから)。その昔、旅先から送る絵はがきってやつがあった。それが今ではSNSの画像ってことだ。
僕にとっては、ちょっとしたドライブや、知らない街を歩くのも旅のひとつなのだが、そんな機会がたくさんあった。
僕が書くネタには「食べ物」と「酒」がよく出てくる笑。2023年の編集後記もそんな原稿からスタートしている。そして旅のハナシは「ホテルや旅館」での滞在記とか、旅先での散歩の話題が大半だ。たとえば、しばしば訪れる東京は、いつのまにか「ある街」だけを歩くような旅になった。
神戸企画もそうだが、今年は、青森や北海道、そして鎌倉や軽井沢など(理由はバラバラなのだが)色んな土地や様々な街に向かった。かつて(若い頃かな)行ったことがある街も、こんな年齢になっての旅となると、興味を持つことが全く違っていたりする。旅はそれが面白い。
それはドライブも同じで、今までとは違った目的(視点)で向かった奥能登は、ホントに楽しくて変なテンションだった。年々ガタつく身体に不安がないではないが、来年もまた元気で飛び歩きたいと思っている。まぁ、食べること飲むことを書くのは、僕が元気な証みたいなことだ。
さて、ここで用意した下の画像アルバムには、今年1年の記事に使った写真から、12枚(1月~12月を1枚ずつ)を選んでみたものだ。旅先の一枚やドライブや散歩のひとコマなのだが、やっぱり食べ物も選んでしまう笑。
●編集人の12か月の写真アルバム(タップして右へ)
編集後記2023の記事タイトル(計69編)
●1月/うさぎおいし・・・/旅館での溜息「追っかけの心理(前編)」/旅館での溜息「追っかけの心理(後編)」/ねこ、いす、みみず、すずめ/よくある正月の風景/スズメの次はカラスだ/●2月/俺たちの〇〇、今昔/サプライズというやつはね/散歩の途中で「空港という場所」/味以外のことに目が行くから/●3月/左車線をゆっくり走る日/舌の記憶「マッドクラブ」/散歩の途中で「日記を書くかわりに」/
●4月/にわかファンのお彼岸の中日/金沢弁と夜の散歩のハナシ/メインがふたつのワンプレート/ただ食べたくて「星山ホルモンの草鍋」/●5月/温泉でひと息「あおもりでおこもり」/本物の跳人(はねと)になるには/●6月/ハッピーフライトってやつ/舌の記憶「こんなところに名店が」/散歩の途中で「行列とサマートリュフ」/ホテルの時間「理想郷という名のホテル」/バイヤーさん、ありがとう/散歩の途中で「わざとテンションを上げて」/おでん、トスカーナ、イチロー、リモンチェッロ/
●7月/散歩の途中で「昼とは真逆、往年の繁華街」/ただ食べたくて「ピンチョスとマイタイの夜」/タクシーの運転手さん/ただ食べたくて「見直したぜフレンチごはん」/映画の時間「おじいちゃんばっかり」/飲めるフレンチトースト、からの銀ブラ/本の時間「訳ありの男たち」/BARの夜話「ウイスキーのスペル」/ただ食べたくて「昔のファンだから」/●8月/その場所からの雲海が見たくて/ただ食べたくて「リベンジの夜」/炎天下の危険なミッション/夏のドライブ「おろし蕎麦、黒龍、温泉街」/似たもの兄弟の北海道旅/モーツアルトを聴いて熟成する「うどん」/早起きした1日はとても長い/●9月/ただ食べたくて「有名イタリアンのにぎり寿司」/散歩の途中で「神田明神の小さな祠(ほこら)は」/久しぶりやね、ドーナツとチキン/本の時間「魅力あふれる男たちのハナシ」/32階からの夜景とは言っても/散歩の途中で「4年ぶりの商店街で」/仕掛け人は、あぁ、あの人なんだね/ただ食べたくて「新宿のビルの階段に1時間ほど」/
●10月/ドラキュラみたいな赤い眼で/飲んじゃいけない日なのに/舌の記憶「現存する最古?のお好み焼き」/散歩の途中で「日本酒ではなく、たい焼きを選んだ日」/それは「アートのラリー」みたいなドライブ/能登丼、潮騒Re、朝市めし、海カフェ/●11月/塗師(ぬし)の館の絶品あわび/映画の時間「まつわる話を書くんだけれど」/舌の記憶「忍者のおもてなし」/散歩の途中で「江の島が見えてきた?」/鎌倉小町通りの夜は、すぐ幕をおろす/本の時間「歴史小説の授業があったなら」/●12月/七里ヶ浜で「世界一の朝食」/散歩の途中で「そのカフェを探して」/散歩の途中で「長谷寺、大仏さん、鶴岡八幡宮」/変な男だけど会ってみる?/旅館での溜息「感謝の手紙」/本の時間「その名はフランシス・アルバート」/編集後記2023の総集編/
公式サイトの2023年はこの原稿で終了だ。いつものように数えたら、この一年で書いた記事の数は、合計109タイトルだった。まぁ週に一度の更新ペースで2編くらいが目安だから、こんなタイトル数になる。こう見えて僕は真面目にコツコツが信条なのだ笑。
読者の皆さま、2023年もありがとう。来年もよろしくお願いします。