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2025年06月27日

ビッグウエーブとか空中アスレチックとか

今回は、小淵沢(山梨)にあるファミリーホテルのことを書こうと思う。

滞在するのは4年ぶりだが3度目だから、もう分かってるつもりなのだが、それでも広い敷地の中を移動するとき、しばしば道に迷ったりする。それは館内(建物の中)も同じで、西と東のエレベーターを間違えると自分の部屋を見失う笑。まぁ慣れた頃にはチェックアウトだから、次回もそんなことをやらかすのかもしれない。
ここは八ヶ岳のふもとの森の中にある「ファミリーリゾート」だ。僕たちは子連れ三世代で使っているから、そう呼んでいるが、この表現だけでなくブライダルリゾートとかワインリゾートとか、広告によっては自己紹介の仕方が違っている。
若いカップルにも、大人の旅にも、つまり様々なターゲットに向けて魅力的な施設や企画を打ち出している、そんな人気殺到のリゾートホテルということかな。

東京からは案外近いから孫たちには便利なのだが、北陸のジジババにとっては結構遠くて不便な場所だ。初めて使ってからもう10年くらいだから、ここは孫たちの10年の成長を実感できる場所でもある。
よくある家族旅行だから、今のところの主役は孫たち(男の子4人)だ。ここの室内プールや森のアスレチック施設などが彼らのお気に入りで、それが選択理由かな。ジジババの希望はあまり関係ないから、いつもの旅のリズムとは違う。まぁ要するに僕たちにとっては疲れる旅だ笑。
チェックイン時刻はずいぶん先だが、ここで荷物を預けて手続きするとルームキーだけ先に渡してくれる。まだ部屋には入れないが、僕たちのような利用客は、真っ先に遊びに出かけるから支障はない。夕方までさんざん遊んでから部屋に入れば荷物も届いている、まぁとても便利な仕組みだ。
さっそく、アクティビティーセンターで、空いているアトラクションを探して申込手続きだ。孫たちは、もう恒例になった「森の空中散歩」つまり空中アスレチックに向かうようだ。それぞれ身長を計測したり、年齢や以前の履歴を確認したりして手続き終了だ。

アスレチックのコースは森の高い木々を使った、つまり空中にある。木から木へとロープやトラップが張り巡らされている。高さは7~8mくらいだから、結構スリリングだ。今日はクライミングウォールにも挑戦するらしいが、こっちは高さ10mらしい。観客のジジババはず~っと見上げたまま声援を送る訳で、まぁ首が痛くなる感じかな笑。
コースはレベル1からレベル4まであるらしい。前回はまだキッズコースやレベル1しか挑戦できなかった孫たちは、今回はレベル2と3にチャレンジできるようだ(背が伸びたからかな)。スタート前にインストラクターからトラップの内容やクリアするコツをレクチャーされるのだが、とても難しそうだ。
ちなみに、小さい孫の2人はキッズコースで遊ぶ。初心者の今のうちに、コースの仕組みやマナー、ハーネスや安全装置の使い方を学ぶのだ。高さは1~2mくらいだが、結構真剣に立ち向かっている笑。短いコースを何回も何回も繰り返し遊ぶうちに「次はお兄ちゃんみたいに木の上に登りたい」となっていくのだと思う。
お兄ちゃん二人の空中アスレチックのラストは、高くて長~いジップラインなのだが、もはや余裕のポーズで滑っていく。そんな、子どものファンやリピーターを育てることも、このホテルにとっては大事な要素なんだろうなぁ。

翌日は、早朝から室内プールで遊ぶらしい。ここの施設はいわゆる造波プールで、朝イチで「1.5mのビックウエーブの時間」が始まるそうだ。まぁ巨大な波に立ち向かうのが楽しいのだと思う。
プールとは言っても巨大な室内空間で、遊具や施設がたくさんあるし食事もできる。ここが大好きな孫たちは、放っておけば何時間もプールにいるから、ジジババは途中で見学に行くだけにして別行動だ。まずは旨い珈琲でも飲んでから、ゆっくり館内を散歩しようと思う。
そういえば奥のエレベーター前で、ブライダル会場へ入場する直前の、着飾った新郎新婦とすれ違った。ウエディングドレス姿の新婦はさすがに輝いていた。さっきのアスレチックの反対側の森が、いわゆるブライダル系の施設らしい。まぁエリアが全く違うのだ。子どもたちの笑顔や歓声もいいが、ブライダルの非日常の時間・空間をちょっと覗いてみたくなる笑。
孫たちの結婚式の日まで元気でいられるのかは微妙だが、そんなことを妄想させる魅力が、ここにはある、ということかな。

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