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2017年11月10日

サッカーとユニホームの小話「BAMOS-NIPPON」

ある日のこと、メッシやネイマールやピケ達が来日していた。バルサのユニホームに楽天のロゴマークが入るようになることを記念したイベントだった。日本の企業がグローバルスポンサーになるなどとは夢にも思わなかった。そして後日、ネイマールのパリへの移籍が決まった。楽天は嘆いただろうな。何年も前のことだが、マリノスの会員だった家人は、こっそりとフランスワールドカップのチケットを入手し、僕を置き去りにして観戦のためフランスへ出かけた。そんなにサッカーフリークだったのだと初めて知った。その後もクラシコの観戦のためにバルセロナへ向かった。応援するのはバルサの方だ。お土産はファングッズばかりだった。家人の影響で我が家では、プロの選手たちのプレーを、まるで自分の息子や孫のことように語る。独特の愛称まで作って声援や罵声を贈る。金沢弁の声援は冷静に聞いているとおかしい話だが、シニアのサッカーファンに共通することなのかもしれない。日本代表のユニホーム?、もちろん持ってます。それを着て応援するんだから。ちなみに僕のユニホームは「岡崎」のものだ。欲しかった背番号はほとんど在庫切れで、残っていたのはそれだったからだが、その後、彼の独特の泥臭さがとても好きになった。できれば本番でのプレーが観てみたいものだ。4年に1回のA面の学年同窓会のサイクルはワールドカップと同じだ。当初は5年だったサイクルを4年にしたのは、忘れないためでもある。日本代表が本大会で勝てるかどうかは別にして、スポーツ番組の関連話題などをきっかけにA面を思い出してほしい。これはサッカーファンからの一方的なお願いだ。今から強化試合のブラジル戦が始まる。そこに岡崎はいない。そして代表ユニホームも刷新されることが決まった。どちらも少しだけ淋しい。

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