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2019年03月15日

まんぷく

些細なきっかけで、いったん落ち込むと、けっこう引きずる。最近になって自覚するようになった(笑)。前向きで、スーパーポジティブが身上だったから、気分転換は上手い方だと思っていた。だから、そんな自分自身の変化に、一種のとまどいを感じている。加齢という単語が頭をよぎる(笑)。
毎週毎週の編集後記の原稿製作に疲れてきた時、仲間からのメールに助けられることがある。27期の公式LINEや公式Facebookに関連コメントをもらったり、僕への直接のLINEや、個別にメールを送ってくれる仲間もいる。そんなときは、心底嬉しい。

今年の正月に、同級生のSくんから、メールをもらった。けっこう長文のメールだった。僕たちへの謝意もあって本当に嬉しかった。Sくんはしばしば公式ホームページを読んでくれているらしく、編集後記のネタになったベーカリー、クラフトビール、河口湖のホテル、東京の新しい商業施設、そして氷見のセイズファームや番屋街の話など、彼の近況をまじえながら、ていねいに書いてくれていた。どうやら彼もそれらの店を、個人的に体験してくれているようなのだ。そんな彼のメールには、驚きを越えて、僕の方が感謝するほどだった。今年の初めの編集後記に、新宿の「手づかみレストラン」のネタを書いたのだが、実は僕からSくんへのアンサー原稿のようなものだ。

彼のメールの最後に、A面へ参加していないことへの詫びが書いてあった。それを読んだとき、編集長としてホームページを引き受けようとした日のことを思い出していた。編集長の僕にとって、27期の公式ホームページは、4年に一度のA面に参加しない人、参加できない人に向けて、つまり会場にいない人を思い描いて、書いている側面が強い。
読者のあなた(会場にいないあなた)と同じ27期の同級生が、みんなでこんなことをやってるよ。けっこう楽しいよ。中には、こんなに能天気に遊んでる奴もいるよ。同級生の僕の青春の思い出はこんなだけど、あなたはどう?、それって同世代のアルアルだよね・・・ホームページだから、一方通行の内容なのだが、いつも、そんなことを原稿に込めている。
会場へ来る来ないにかかわらず、27期の一人一人の中に、十人十色の同窓会があると信じている。みんなの思う同窓会が、それぞれ違っていていい、と思っている。だから今日もホームページが「会場にいない人」との懸け橋になることを、いつも夢見て、懸命に書こうと思っている。

さっき、日清焼きそばの袋麺を空けて、昼飯にした。この焼きそばにも作り方の流儀がある。今回は、27期のK村くんによるものだ(笑)。彼の返信メールはいつも僕を和ませてくれる。今日の作り方の指南は、編集後記のラーメン原稿に反応した彼が、返信メールで送ってくれた彼の流儀だ。指定の道具がなくて、僕のやつは汁が多く、ベタっとした仕上がりになってしまった(笑)。
NHKの朝ドラの影響でチキンラーメンは絶好調の売れ行きらしい。この「まんぷく」の時代背景やインスタントラーメンの開発物語から、原稿のネタが複数浮かんだのは間違いない。僕は観ていないのだが、まんぷくは「まんぺい」さんと「ふくこ」さんの物語なのは知っている。返信してくれたK村くんにも、まんぷく主人公の二人にもお礼を言いたいところだ。

いま、大人の修学旅行「京都大阪」編の企画を詰めている。もう2~3日したら原稿をアップできると思う。朝ドラ「まんぷく」が視聴者の喜怒哀楽を誘うように、ホームページを観る人にも、B面企画に賛否の意見を持つ人にも、それが同窓会を考える機会になってくれたらいいと、いつも考えている。

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