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2019年12月21日

映画の時間「リンダ・リンダ」

写真がない。というか、撮れるような被写体が全くない(笑)。もちろん映画のスクリーンを撮ったりすれば映画ドロボーとなって警官ロボットに捕まってしまう。いつもなら、外の宣伝ツールを撮ろうか、などと考えるのだが、そんなものは何もない。館内は、アナ雪2の広告物だらけだ。ターミネーターの続編だから、もっと盛り上がっているのかとも思ったが、そうではないようだ。土曜日の夜だというのに、ここは相変わらずヒマだった。映画ファンなら字幕版なのだろうが、素人の僕は吹き替え版だ(笑)。
観てきたのは、ターミネーター・ニュー・フェイト。直訳すると新しい運命、ということらしい。制作権利を取り戻したジェームス・キャメロンがストーリーを担当したから、T2(ターミネーター2)の正当な続編と称しているのだそうだ。当初はシリーズ6作目として予告されてきたから、何だかややこしい。
あの、ダダン、ダン、ダダンのリズムとともに、さぁいくぞ、というように激しいアクションが始まる。冒頭から息を抜けないカーチェイスやアクションがつづき、サラ・コナーの手榴弾がクールに決まる。ストーリーの面白さや、アクションの凄さ、スケール感、最後までハラハラドキドキさせるエンターテイメント作品だ。さすがジェーム・スキャメロン、という感じだな。

今回の主役サラ・コナーを演じている女優(リンダ・ハミルトン)のことを、僕は、あのエクソシストの少女役だった女優さんだ、と思い込んでいた。正しくはエクソシストは、リンダ・ブレアという女優さんで「リンダ」は一緒でも、全くの人違いだ。
エクソシストは高校生の頃に観てしまったホラー映画で、慣れない僕の脳裏にこびりついた作品だ。だから首が180度回るリンダ・ブレアの怪演は忘れない(笑)。同じくらいの時期にオーメンというやつも観てしまった。当時はカッコつけて観たのだと思うが、苦手なのは間違いない。そんな後遺症があるのか、今でもホラーは苦手で、リングの貞子は、観た後に後悔したほどだ(笑)。
どこで記憶が固定されたのか分からないが、この日に判明するまで、ターミネーターを観るたびにサラ・コナーのリンダ・ハミルトンはエクソシストの少女役、と思い込んでいた。だから、スクリーンのサラ・コナーの超人的な姿や、パンチの利いた表情に、エクソシストを重ねていたところがある(笑)。
そういえば、この日の予告編はなかなか興味深くて、人気のアナ雪2はもちろん、スターウォーズやキャッツなんかもやっていた。アナ雪2は分からないが、せめてスターウォーズは観ようと思う。僕は映画ファンじゃなくて、単なる映画のミーハーなんだと思う(笑)。

公式サイト foxmovies-jp.com/terminator/

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