図に乗ったあげく

昨日のこと覚えてるの？という、やや怒りを含んだ語気の荒いキビシー質問で、記憶が少しよみがえった(笑)。昨夜（正しくは日付が今日になった深夜）のこと、どうやら、僕は歯ブラシをくわえたままバスタブの中で横になり、水没寸前で眠っていたらしい。調子に乗って痛飲したからだ。
2年ぶりの「クリスマスの約束」を途中から観ていたはずだが、それもほとんど覚えていない。仕方ないから週末に録画を観るとしようと呑気に構えるしかなかった。溺死を免れた僕は、久々にひどい二日酔いで仕事に向かった。今日は御用納めだ。酒臭かったらまずいので今日は一日マスクだな(笑)。
年末になると忘年会が続く。もう酒には弱くなったのでセーブしながら飲むのだが、会話がはずみ飲むことに慣れてくると、どんどん図に乗って酒の量が限度を越してしまうのだ。

27期の忘年会に出席できなかったＹ萩君の顔を見ようと、悪友3人で三馬へ向かった。目当ては「おでん」だったのだが、クリスマスプレゼントという名目で出されたワインにスイッチが入り、結局、ワイン2本、生酒もボトル2本、乾杯ビールも加わって、たしか最後にコップ酒で宗玄を飲んだ気がする。こりゃあ、どう見ても飲みすぎだ(笑)。
当たり前だが、気の合う仲間との酒も会話も楽しい。遠慮もなく気遣いもなく、コトバや感情をマジでぶつけ合う。耳の痛い話をぶつけ、弱みに塩を塗り込んで、だけど、ちょっとした誉め言葉も混ぜて、大声で笑い合う。不思議なことに爽快感すら感じる、そんな仲良し仲間のひと時だ(笑)。よく言えば、ホントに仲が良い友人同士の会話なのだが、周囲から見ると喧嘩をしているように見るのだろう。図に乗ると口が悪くなるし、大声のオーバーアクションで周囲をハラハラさせてしまう。酔っぱらいは始末が悪いなぁ。
そんな図に乗ったあげくの溺死未遂(笑)だから、もう笑って誤魔化すしかない。今日はもう酒は一滴もいらない、とお決まりの朝の宣言をする。しかし夕食になると、コップ一杯だけビール飲もうかな、となり、大丈夫そうだから冷や酒でも飲むかな、と再び図に乗っていく。これじゃあ、正月もきっと何か、やらかすな。

後日談だが、そんな年末の図に乗った失態の反省を胸に、何事もなく無事に正月を過ごすことができた。しかし、仕事始めの翌日のこと、僕は大事な「財布」を落としてしまった(笑)。朝の外出先でジーパンのポケットから落ちたのだ。しかも気づいたのは夜遅くで（悲）、そこから問い合わせをしたり、カードの紛失停止届をしたりと、七転八倒の2日間を過ごすことになった(笑)。つまり、また、やっぱり、やらかしてしまったのだ。とほほ。