活動停止中のゴジラを監視するのだw
ひろ~い森の中のアトラクション
2025年の8月某日、幼い孫たち2人が東京からやってくる日だった。今回は、ちびっ子兄弟2人だけの初めての冒険旅行だ(実は1年越しの計画)。まぁ2人きりとはいえ、新幹線に乗るだけだから危険なことは何もないのだが、出迎えのバアバはドキドキしながら2人の到着を待っていたらしい笑。
前年の2024年の元日、この孫たちが乗った新幹線は、津幡あたりであの地震に遭遇した。あともう数分で金沢だったのに、そのまま車内で夜を明かした。そのときはママと一緒だったが、下の孫にはややトラウマが残ったそうだ。
まぁそんなことがあって、その夏の冒険は中止され、今回1年越しの2人旅チャレンジとなった。
ジイジが用意したご褒美は翌日の恐竜博物館だ。まぁ何度も行っているから珍しさはないのだが、彼らは大の恐竜好きで、特に下の孫はほぼオタクレベルだから、大喜びしているらしい。常設展示はもちろんだが、たぶん自分で企画展のことも調べているだろう。
今年の7月、そんな孫たちと淡路島で遊んだ。淡路島の北端にニジゲンノモリという野外のアトラクションパークがあるのだが、そこが彼らご希望の目的地だった。
淡路島の自然をそのまま切り取った、それはそれは広い敷地に、芝生広場や池や遊歩道が整備されていた。その広大なエリアに色んなアトラクション施設が点在している。駐車場は何か所もあるのだが、一番近い駐車場から歩いても結構な距離だった。もう疲れた笑。
二次元のキャラクターがモチーフ、と考えればいいのかな。マップを見渡すと、モンスターハンター、ゴジラ、NARUTO、ドラゴンクエスト、クレヨンしんちゃん、鬼滅の刃・・・それぞれの施設にはそんな名前が付いている。ようするに自然と体験型エンターテイメント施設が両方楽しめるってことらしい。
ちなみにここは「ゴジラ迎撃作戦・国立ゴジラ淡路島研究センター」という施設だ笑。孫に希望を聞いてしまうと、あっちもこっちもということになるから、1箇所だけと約束して、ここが選ばれた。恐竜オタクはゴジラにも詳しい。
予約時刻になると、まず映像のオリエンテーションが始まる。どうやらストーリーの説明ということかな。
明治の初め、淡路島を台風が襲ったとき、海からゴジラが現れて島を蹂躙した。その後政府はゴジラの再度の来襲に備えていた。そして再びゴジラが現れた。政府はゴジラをニジゲンノモリに誘導して、地中に仕掛けた爆弾でゴジラを穴に落とした。
身動きが取れなくなったゴジラの口の中に薬剤を搭載したミサイルを撃ち込み、ゴジラを活動停止させた・・・(これがゴジラ迎撃作戦ということな?)。で、ここに国立ゴジラ淡路島センターを作って監視を続けている。
今は活動停止中だが、いつ動き出すか分からない。なので監視するためキミ達のチカラが必要だ・・・、まぁそんなことらしい。昭和ジイジも納得のストーリーだ笑。
楽しみはたくさんあるようだが、孫たちのメインはジップラインだ。装備品を身に着けて宙を飛び、空からゴジラの口に飛び込んで体内を観察(監視)するミッションなのだそうだ。
谷の向こうには大きく口を開けたまま活動停止している巨大なゴジラがいる。ようやく準備が整って、やぐらの上から谷を渡る滑空がスタートした。口の中へ飛び込む瞬間、大型のウォーターキャノン(大砲)が炸裂して、全身ずぶぬれになる。まぁそんな楽しいアトラクションだ。
ジジババに与えられたミッションは、ゴジラの近くの監視台の上から彼らの行動を録画することになった。猛暑の中、日陰のない場所での過酷なミッションだった。こっちは汗でずぶぬれだ。まいった笑。
ちなみに同じころ、沖縄北部の今帰仁村にジャングリア沖縄が開業した。来年?の家族旅行の最有力候補地らしい、ひえ~っと笑うしかない。今度はティラノザウルスに追いかけられたいのかな。
福井の恐竜博物館は、その全体施設(かつやま恐竜の森)の大規模整備が行われ、2027年?には専用のホテルや施設も建つらしい。完成すれば、たぶんここにも連れていけってことになるのだろう。ジジババが元気なうちに、甘えてもらえるならそれはそれかな。
ちなみに福井県立大学に恐竜学部が加わったらしい。孫たちの恐竜オタクが続くならちょっと心配だとママは笑っている。まぁそれはジジババの担当じゃないから、好きにしてくれ。