今宵の繁華街はカープファンで沸く??
春の瀬戸内ぶらり旅2026その5
赤ヘル、広電、お好み焼き
レンタカーを返して駅まで2分。新尾道駅は新幹線だけの駅だから、あんがい小さい。夕方の自由席だったから列かなぁと思っていたのだが、人はまばらだった。そんなホームには、広島カープのユニフォーム姿(赤いやつ)の人がチラホラいることに気付いた。
どうやら今夜はナイターがあるらしい(カープvsベイスターズだった)。広島駅まで新幹線で40分、尾道在住のカープファンは新幹線で駆けつけるのかなぁ笑。
着いた広島駅は賑やかだった。市の人口は117万人らしいから、やっぱり都会だ。駅のコンコースや商業施設には、再びユニホーム姿の人たちが目立つ(まぁ僕がそう思うからかもしれないが)。
ホテル(駅直結)でチェックインを済ませ、これから八丁堀あたり(繁華街だと思う)へ出かけるつもりだ。夕食はお好み焼きにビール、そう決めていた。八丁堀には名店が点在しているからだ。さっそく夜の散歩を始めよう。

駅の商業施設「ekie」が面白そうだったから(実は新しいのだそうだ)館内をぶらぶらすることにした。駅だから物販店が集積しているし、奥にはレストランエリアもあるらしい。観光客や地元の人たちはもちろんだが、仕事帰りのサラリーマン、欧米系のインバウンドが多いかなぁ。
エスカレーターの後ろにいたのは、そんなサラリーマンたちで「今夜は混むから急がないと」とか「試合が終わったら一気に人が出る」とか、そんな会話が聞こえてくる。カープファンたちが(試合の勝敗に関わらず)街で乾杯する姿が目に浮かんだ。
そういえば今日は金曜日だから、夜の繁華街には試合後のファンたちも加わって、さらに忙しくなるのは間違いなさそうだ。のんびり気分の僕たちにはちょっと困った事態かもなぁ。長い行列は勘弁してもらいたい笑。
と、そんなときレストランエリアに「廣島ぶちうま通り」という看板を見つけた。見れば、いわゆる「ラーメンストリート」に似ている。でもさすが広島は違う。すべてお好み焼きの店、しかも有名店ばかりの横丁だ。

どこにも列が付いているのだが、なんと運よく、あの「みっちゃん」にすんなり入れた。広島のお好み焼きを代表する老舗の有名店だ。予定では今夜の繁華街で食べたかった最優先の店だった。
オーダーを済ませて外を見ると、すでに長い列になっていた。ホントにラッキーだったのだ。
ご存知の通り、広島のお好み焼きは具を混ぜない「重ね焼き」だ。クレープのように薄く広げた生地の上に、キャベツや豚肉など複数の具を層のように重ねて高く積んでいく。特徴のひとつは炒め焼きした「中華そば」が加わることかな(うどんの店もあるし、今風の麺パリの人気店もあるようだ)。
ちなみに広島では、広島焼きではなく「お好み焼き」と言う。広島の人に対して「広島焼き」というのは失礼なのだそうだ(広島に単身赴任していた僕の弟の教え笑)。
お好み焼きの基本は、そば肉玉(中華麺+豚肉+卵)らしい。それに海老、いか、牡蠣などのトッピングを好みで加えていくようだ。ちなみに僕のやつは「そば肉玉・牡蠣・ねぎのせ」というやつで、ねぎがドバ~っと乗っている。もちろん広島だから牡蠣は食べておかないとね笑。
出てきたお好み焼きにマヨネーズはかかっていない。でもテーブルにはソースと一緒にマヨネーズ(バカでかいサイズ)も置いてあるから、自由にかけて食べるんだと思う。僕たちは観光客だから周囲の地元民をチラチラ観察しながら作法を学ぶ笑。
ちなみに、このマヨネーズの赤いキャップに注目!!。どうやらキャップが「赤ヘル」になっているのだ。さすが広島だなぁ笑。
▲▼お好み焼きのアルバム6枚スライド
これが食べきれないほどのボリュームで、とても驚いた。テーブルには鉄板焼きや地元フードの「追加メニュー」があって、どれも食べてみたいのだが、もう満腹を通り越してお替りビールすら入らない笑。本場は違うんだなぁ、ごちそうさまでした。
ということで、腹ごなしに(予定通り)夜の繁華街を散歩することにした。
広島駅から路面電車で八丁堀駅へ向かった。ちなみにそれは広電(広島電鉄)であって路面電車とは言わないらしい。時間帯にもよるのだろうが、ひっきりなしに次のやつが来るから、とても便利だ。もうすっかり夜なのだが、さすが広島の繁華街はとにかく明るい。
訪ねる予定だった「みっちゃん総本店の本店」(名前がややこしい)はやっぱり訪ねておきたかった。ビールと鉄板焼きかなぁ、などとも考えたが、もちろん満席だしお腹も減ってないから入店は断念した。
そして近くの「お好み村」へ向かった。もはや有名な観光地だが、戦後の復興期に市民を支えた屋台が集まったのが起源らしい。今のビルの2~4階に小さな店が密集していて、ちょっとカオスを感じるスポットだった笑。
尻込みする僕たちだったが、どの店もたくさんの欧米人たちで沸いていた。お店はどこも開放的で、狭いカウンターに並んでみんな楽しそうに食べていた。こんな雰囲気がやっぱりいいよなぁ。
そういえば、夜の繁華街にカープのユニホーム姿はなかった。考えたらまだ試合中だ笑。湧くのはもう少し後のことなのだろう。
▲▼夜の散歩のアルバム8枚スライド
そんな夜の散歩を終えて、再び広電で戻ってきた。終点の広島駅には入線した車両がいくつか停車している。
広電には緑色や青色などの(たぶん新旧の)車両があるのだが、目を引いたのは赤い車両のやつだ(実は僕たちが乗ったやつ)。見てピンときた、広島カープのラッピング車両だ笑。
そういえば、車内で聞こえる「次は〇〇駅」というアナウンスは「広島カープの〇〇です」という自己紹介で始まる。ようするに選手本人が名前を名乗って、次の駅を案内するのだ。気付いたときにちょっと笑った。
ついでにいえば終点の広島駅は「監督の〇〇です」で始まりアレコレしゃべって「応援よろしくお願いします」で終わる。監督さんはなかなか饒舌だった。
ちなみにこれは広島電鉄の2026年の応援企画で、昨年はサンフレッチェ広島のラッピング車両が走っていたそうだ。もちろん紫色のラッピングということかな。そんな話を聞くにつけ、ちょっと広島には愛着がわいてしまうね笑。
▲▼駅やホテルでのひととき8枚スライド
さて、最後にホテルのBARタイムのハナシ。
いつもならホテルのBARを探す。でも今回はホテル最上階(21階)にあるクラブラウンジ?へ行くことにした。チェックインの時に、僕たちはこの専用ラウンジを無料で使えることを聞いたからだ。なぜかスペシャルゲストらしい(某予約サイトの会員だからかな)笑。
時間帯ごとに提供しているフード&ドリンクは違うのだが、この時間はBARタイムらしい。様々なアルコールやつまみ料理、フルーツやスイーツ類がカウンターバーに並んでいて、自由に使うことができる。
無料だから気分はイケイケかもね笑。利用客は少なくて静かだし、夜景も観れたし、まぁ楽しい寝酒タイムだったってことだ。
ちなみに、朝食もここだった。なにせ使うゲストは少ないから、夜同様にゆっくり時間が過ごせる。そしてチェックアウトもトランクを預けるのもここだった。ここはもう古いホテル(JR西日本系)で価格もリーズナブルだが、その分サービスは頑張ってるってことかな。
さて、今日は厳島神社へ向かうつもりだ。軽く食べたらさっそく出かけよう。









