ただ食べたくて「ももふくヌードル」
お土産を買ったのは阪急梅田のデパ地下だった。スペインバルでの昼の親睦会を終え、27期のみんなと別れての帰り道、午前中に目をつけておいた「これ」を買うことにした。商品名は「MOMOFUKU-NOODLE」という。この店を見つけたとき、斬新なデザインの売り場の看板に「ももふく」とあったので、日清食品のカップヌードルの専門店だとわかった。これも朝ドラの影響かもしれない(笑)。テレビを見ていない僕でも興味をひいてしまった。後から分かったことだが、まったくの新しいブランドで、ここにしか出店していない、つまり阪急梅田本店・限定のショップ&商品ということらしい。
店には、2種類の売り場があった。ひとつは「おすすめセレクト販売」、もうひとつは「オーダーメイド販売」という。セレクト販売は、3種類の新しいカップヌードルで、パッケージや説明書きを見る限り、高級グルメな感じの商品だ。オーダーメイドは、その名の通り、自分の好きなスープと具材を選んで、自分だけのオリジナル・ヌードルが作れるというツワモノだ。全部で2860通りの組み合わせが可能なんだと宣伝していた。最近はピザやハンバーガーなどでも、カスタマイズできることがウリになるらしい。売り場に並んで、順番を待っているのは若い女性ばかりで、照れるオジサンには不似合いな店なのは間違いない(笑)。一緒にいた仲間の中で、食いついたのは僕とK中くんだけだったのも、容易にうなずける(笑)。変なものに目が行くのは二人の共通項だ。
今日になって、食べてみることにした。作り方は、おおむね普通のカップヌードルと同じで、カップの中の麺の上に、具材と粉末スープを乗せ、熱湯を注ぎ、そして3分間待つ、それだけだ。
完成までのスライド笑(写真をタップして次へ)
フツーのとは、何がどう違うのか、についてはパンフレットや容器に、延々と書いてある(笑)。いわく、麺も、具材もスープも、その呼び方も全く違っていて、特別なんだぞ、ということらしい。買ってきたのは「ギフトボックス」と呼ばれる、セレクト3種の箱詰めの立派な商品で、今日食べたのは、その中の「トマトと赤パプリカのイタリアンレッド・スムージー」という面倒くさい名前の商品だ。食べてみると、味は本格的なトマトスープで、麺も軽く、別添えのバルサミコソースを加えると、立派なパスタスープの出来上がり、という表現になる。意外なほど本物っぽい商品だった。日清は頑張ってる。
ちなみに価格は、1食540円、3種のギフトパックは1836円。しかも創業者の名前付きだ。これでまずかったら怒られるよな(笑)。ギフトボックスの、残りの2種類は「ほうれん草とブロッコリーのグリーンスムージー」「にんじんとココナッツミルクのエスニックカレー・イエロースムージー」という。気になる人は、ぜひ阪急梅田へ。