謹賀新年2021(前編)
困ったときの
いま「パーマネント神喜劇」という本を読んでいる。まだ最後まで読んでないから、結末は知らないのだが、まぁ「神様」たちの愉快なハナシだ。作者の万城目学は好きな作家なので、いずれ編集後記で紹介することになるかもしれない。
おそらく大多数の人と同じなのだろうが、恒例の白山比咩神社への初詣は、少し後になりそうだ。三が日は、年に一度の「人間の頼み事」が集中するわけで、神様たちも大変だろうなぁ。この本の影響で、ふとそんなことを考えたりする(笑)。去年の反動もあるので、今年こそは何とか「旅」に出かけたいと思う。できれば仲間との旅がいい。これが新年2021年の神様への頼み事というやつかな(笑)。困ったときの何とやらだ。
とはいえ、信心深さなどみじんもない僕の頼みを聞いてくれるとは、やはり思えない。この本に出てくる神様の言動が、そんなことを考えさせる(笑)。とにもかくにも、現実は、そんなに甘くはないだろう。まだまだ晴れ間も見えないままだ。でも、その日のために準備するのが常任幹事の役割だと思っている。
去年も年初の原稿で「同窓会は旅だ」と書いてきた。去年は、軽井沢大会の年だったから、そう書いた面もあるのだが、懲りずに、今年も同じことを書く。過去への旅、未来への旅、遠くへの旅、身近な旅、仲間との旅、一人の旅・・・いろんな旅がある。まぁ昨年始めた「妄想の旅」というやつもある。なんでも旅にしてしまおう、編集後記はそんな感じだ(笑)。
旅ロスの禁断症状そのものは収まったが、やる気が起こらず、戦闘能力が落ちている。僕にとっての「旅」は、人生の活力とか、明日への希望みたいなものだ。まぁ少し大げさだけど。
去年の始めの仲間との旅のときのことだ。「あの天丼の店、行ってきたぞ、旨かった」「毎週更新してるんだね、大変でしょう」と、仲間から順に声を掛けられた。公式ホームページを読んでくれているんだね、ありがとう。ホントに嬉しい。
と同時に、「たくさん読むところがあって、どこから読んでいいのか、わからないの・・・」という意見もあった。たぶん彼女は、新年会の情報を探していたのに、うまく見つからなかった可能性がある。
なるほど、編集後記だけでも毎週2編アップするから、しばらく読まないと、トップページでは分からなくなる。だから探すと迷子になってしまう。その通りだった。公式ホームページに、そんな「困りごとがある」とは気が付かなかった。久しぶりにアクセスする人や、初めて観る人もいる。もう一度、丁寧に説明しないとダメだな。素直にそう思った。そんな編集人の怠慢を思い出していた。
なので新年早々、何年ぶりかで、ホームページの使い方を、紹介することにしたい。そんな訳で、新年最初の編集後記は、前編後編の2編で届けることにした。(後編へ続く)