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2022年03月18日

お疲れの祝日には甘いものを

カーナビを使うほどではない。だいたいの場所は分かっている。そう思って走った道は、もう10年以上使っていないことに気付いた。人間の行動範囲ってやつは年齢とともに、どんどん狭くなっていくんだなぁ。
野々市押野のそこには「高級芋菓子」と堂々と謳っている店(いろんなものにそう書いてある)がオープンしていた。こんな世の中だから「高級」と書いた方が注目を浴びると計算したのだろうか。いや、ここの店主は、芋菓子というのは古臭いイメージを想起するから、今風という意味で高級と銘打った方がいい、と思ったんだろうか。
よく分からないのだが、僕みたいなやつは、どっちにしても興味を持つと思う。だから行ってみることにした。

この日は、祝日だった。前の日は思いっきり雪が積もって、せっせと雪かきをして、想像通りヘロヘロになった。数日後にはきっと、全身が筋肉痛になるのだろう。運動から筋肉痛まで、だんだん日数が、かかるようになってきた、なんか悲しいなぁ。疲れたカラダには「甘いもん」を補給してやる必要がある。そんな無茶な理由づけをした(笑)。
その店は、目立っていたからすぐに分かった。小さくて軽装備の店だ。高級店をイメージしていたから、ちょっとした落胆もある笑。まぁいまどきのチェーン店ぽいやつだな。10台くらいの駐車場はすでにいっぱいだった。僕たちとすれ違いに駐車場へ戻るのは、みんな若い女性ばかりだ。知らなかったがイートインができる店のようだ。

買ってきたのは、お芋のカップパフェというやつと、4種類の小さな芋菓子(ここでは和スイートポテトと呼ぶ)のセット売り。紅はるか、さつま金時、綾紫、シルクスイートという品種のサツマイモのスイーツだ。どこかで見たような気もするが、パッケージなんかもイマドキ感があって楽しい。まぁ、賞味期限は短そうだから、自宅に持って帰って、おやつに食べようか、そんな感じだ。ちょっとだけワクワク感もある。
たまに外に出てきたんだから、珈琲でも飲もうぜ、と隣に建っているチェーンのカフェ星〇珈琲店に入ることにした。もちろんコーヒーだけのつもりだったのだが、メニューを見て、おもわずスイーツを注文してしまった。訳もなく「スイッチ」が入ってしまったようだ。
目の前に届いた、フレンチトーストの圧に驚きながら、カラダが欲しがってるから、などと再び自己弁護して口に運んだ。で、なかなか旨いじゃん、などと言いながら、別添えのメープルシロップを全部ぶっかけてパクつくことにした、あ~あ(笑)。

自宅に戻って公式サイトを開いてみることにした。この「高級の某」っていうやつは、急速成長の事業のようだ。話題と人気に火が点いていることがよく分かる。最近はこの手のスイーツが大人気だとされている。だから僕も、どこかのデパ地下や催事で観ているのかもしれない。
さて、買ってきた「高級芋菓子」だが、食べた感想をここに書く訳にはいかない。そんなことより、あんなに女性たちに人気なことが、何より大事なんだと思う。まぁ筋肉痛を理由に買うのは僕くらいなのは間違いない。

この店 imo-shimizu.com

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